山本鼎は明治から大正時代にかけて、「創作版画」という日本の近代版画の
扉を開 、版画を大衆に広め、さらに新たな芸術分野として版画の地位を
高めようと努力した作家です。
この作品は日本創作版画協会第1回展出品作品です。
「緑草の反射で青めのうみたいな色にみえる。」と本人は言っています。
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エリザベス・キース(1887~1956)はスコットランド出身の英国人女流画家です。
キースは渡邊版画店の元で、新版画の出版をしていました。
キースは1919年に初めて韓国を訪れ、1920年ごろの韓国人の生と自然を
水彩画や版画100点あまりに収めた作品も残されています。
伊藤 孝之は結城素明に日本画を学びました。在学中より挿絵・版画の制作
を行い、大正11年、渡邉版画店より「隅田川の晩秋」「小台の渡し」を版行。
日本各地の風景、とくに山間の風景を穏やかな中にも躍動感あふれる筆致で
表した作品を多く発表しました。
