意思疎通できなかったことある?
意思疎通できないことなんてしょっちゅうだ。
だから、たまに意思疎通できるととてもうれしい。
で、どうして意思疎通できないかというと、それは養老先生の言う「バカの壁」のためだと思う。
ある人にとって当たり前のことが、他の人にとっては全く想像もできないことがある。
だから、いくら言葉を尽くしたところで、相手の脳の中に入る余地がない。
相手が外国人であれば猶更である。 宇宙人と変わりない。
私は今、インド人の研修生を指導しているが、
何度も丁寧に説明したつもりなのに、全然言った通りのことをしない。
自分でやりたいようにやっているようだ。
そこで再度説明し、やり直させるのだが、本当に時間がかかり、自分でやった方がよっぽど楽だ。
いくら仕事とはいえ、そろそろ、説明する忍耐力が尽きてしまいそうだ。
給料をもらいながら、私のような優秀な指導者にマンツーマンで教えてもらえることに、感謝の気持ちはないのだろうか?
そんなに言うことを聞かないのなら、もう、勝手にしやがれ~!という気持ちだ。
でもこれは「バカの壁」のせいで、彼の個人的責任ではないのだ。 多分~
大昔、学生時代にちょっとだけ数学の家庭教師をしたことがあるが、
私の教え方は滑らかすぎて、何も伝わっていなかったように思う。
高校の同級生にはとても教え方が上手いと言われていたので、自信があったのだが、
おそらく理解力に大きな差があったことに、その頃は気が付いていなかった。
気が付くのが遅すぎる。
上司や同僚についてはもうとっくに諦めた。
強固な「バカの壁」が意思の疎通を妨げている。
それが分かれば、結構気が楽になるもので、
相手が喜ぶようなことを相手に合わせて言うことにしている。
つくづく、「バカの壁」の概念を導入した養老先生は天才だと思う。
何だか今日は愚痴になってしまったが、
ブログで意思疎通できるのが、心の救い。
本当に毎日、有難う。
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