こんにちは、MP935Tです
本日はこちら 
日産スカイライン GT-R 1969年式 PGC10
2004年6月に発売された「チョロQ コレクターブック No.1」の付属オリジナルチョロQとして特注されました。 
精悍なブラックがめちゃくちゃカッコイイです
 
当時アイテムとしてプリンス・モーターリスト・クラブ・スポーツ(PMC・S)のステッカーを再現
喜んだプリンスファンも多いことでしょう。
コインホルダーのシールもシリーズに沿ったデザインを採用しています。
 
前後バンパーやランプ各種塗り分けており、本誌タイトルにふさわしいディティール
中でも個人的にグッときたのは当時GT-Rに採用された透明のウインドウ再現
A品番ベースの金型(後述)由来のため、別部品の窓だからこそできたことでしょう。
 
シャーシにも本誌ロゴと出版社のネコ・パブリッシングがクレジット
 
なお誌面ではこの部分を「銘板」(を模した印刷)と記載しており、これが公式呼称なのか断定はできませんが、チョロQのシャーシ裏面に対して名称をつけている文体は見たことがありませんでしたので大変驚きました
また、この車種に関して、以前から私も薄々感じていたことが今回本誌で明確に言及がありました。
 
1985年8月にA品番 A-74として発売されたスカイラインGT-Rはライトカバーを装着し、オイルクーラーを張り出して潔くグリルはオミットしたレーシング仕様でした
 
つまり、レーシング仕様は昔からあったものの、「4ドア」で「GT-R」かつ「市販仕様」は長らく製品化がなかったわけです。
 
チョロQコレクター及びスカイラインファンからすれば失われていたピースに値します。
 
そして18年の時を経て2003年12月「スカイラインヘリテージコレクション」にてついに!
PGC10市販車仕様が新金型で製品化されたのです
 
この市販車仕様は大元の車体は1985年に設計ディフォルメされたA品番 A-74をベースとしているのが推察できます。
しかし、レーシング仕様と明確な違いになるフロントグリル周り、ヘッドライト周りはA品番時代以降、2000年代までに培われた当時の最新技術によって新規に再現されていることになります
 
つまり、13年の時が成しえた「新旧ハイブリッド金型」チョロQという、間違いなく歴史に残る、後世に残したい1台と断言できるでしょう。
 
当時のコレクター達の感動は計り知れません
長くなってしまいましたが、ではでは
 

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