こんにちは、MP935Tです
本日はこちら

チョロQ 20周年記念 リニューアル復刻版 1986
日産 MID4
スポーツカーらしいスタイルながら、リトラとあってかあっさりとした顔つきにまとまっているのが良いですね、区分としては「コンセプトカー」でしょうか

海外のスーパーカー達を想起させる、ミッドシップレイアウトとリア〜テールエンドまでのデザインを上手くディフォルメに落とし込んでいます
塗装は比較的シンプルですね。
1986年とありますが、実車の初お披露目は1985年9月のフランクフルトモーターショー

さて、このチョロQの1番の見所はリアエンジンフード部分です。
少しスキマがある部分です、ここを開くと。。。

って 奥も開くんですね、これ笑
(知らなかった)
便宜上、テールエンド側がトランクルーム。
コックピット側がエンジンルームです、エンジンパーツもシルバー1色ですがヘッドカバーらしきものを造形
ここに収まるのがVG30DE型
それまでのVG型をDOHC化した新エンジンで後にフェアレディZ(Z31)やレパード(F31)といった名車たちの心臓へバトンを託しました。

このギミックについてはパッケージ台紙でも触れられています。
読み物としても割とよい内容で、後追いコレクターの私にはかなり嬉しいコンテンツ

512BBiと並べてみると当時の日産陣が如何に意欲的に開発したかが伺えるデザインで、これも一種の「和製スーパーカー」と区分しても良いのではと思えます。
市販化には至りませんでしたが、ここで培われた試作技術は後に日産の様々な市販車に昇華されたとの事で役目は全うされたのでしょう。
ではでは