r最近rcaケーブルの自作もはじめました。ドイツのsommer社のalbedo mark iiという2芯シールドケーブルと、フルテック製プラグを使いました。
作り方について。
①まずは、ケーブルの被覆を剥きます。剥いたら芯線2本だけを残し、アルミホイルとか銅線シールドとか介在と呼ばれる糸は切ってしましいます。芯線のうちホット(+)側は長めにして、コールド(-)側は少しニッパーで切って短くします。最後に芯線の被覆を剥きます。芯線の被覆は物凄く硬いので、安物のワイヤストリッパーでは全く剥けませんでした。
②芯線をハンダめっきし、プラグも予備ハンダしておきます。プラグはハンダがのりにくいので注意です。
③プラグと芯線をハンダ付けします。予備ハンダをしたところに芯線をハンダごてで押し付けるようにします。ハンダを完全に溶かして奥深くまでハンダ付けしましょう。浅いとすぐ外れて断線してしまいますので。ケーブルは耐熱性が低いため、コテ先は長時間当てずにサッといきましょう。また、ホットとコールドが接触してショートしないよう気をつけましょう。
③両端のプラグの半田付けが終わったら、テスターをプラグやハンダ付けした場所に当てて、導通しているか、ショートしていないか確認します。これにてめでたく完成となります。その後はホットボンドをプラグの隙間に流し込んで固めました。安物故仕上がりは汚いですが。

さて、ここからはオプショナルで、Petチューブを被せる編です。被せなくとも使用は出来ますが。見た目のドレスアップと補強のためです。ペットがふざけて齧ってもびくともしないほど頑丈だそうです。色や模様も種類が豊富です。

④被せるpetチューブの端をライターで炙ってほつれ防止とします。因みに安物のホットナイフを使って切断してみたところ、温度不足なのか、ものの見事にほつれてしまって糞の役にも立ちませんでした。
⑤チューブをしごきながら押し出すようにしてケーブルに被せて行きます。奥までチューブを被せたら、切りたい適当なところに目印をつけます。チューブを更に押し出して、目印をつけたところで切断します。切断したところもライターで炙ります。
⑥押し出したチューブを戻し、両面テープでチューブを固定します。
⑦最後は目隠しです。熱収縮チューブを適当な長さに切断し、固定した辺りに被せます。ヒートガンで熱して収縮させます。ライターで炙る人もいますが、ヒートガンの方が安全だと思います。

俺が作ったケーブルなんてお世辞にも上手いとはいえないですが、これでおしゃれかつ高音質なRCAケーブルが出来たので自己満足しております。音出し確認も問題なしです。