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フラートのブログ

日々の備忘録

まだまだ肌寒いけれど、店頭は春物のお洋服で溢れていて一足早い春の到来に心が踊る。


《着るものにお金をかけ出したら、その恋は本気》だと言う。
何かの広告コピーだったと思うけど、一行で共感を得るってやっぱりすごい。
誰しも恋をする度に背伸びしながらお洒落になっていくんだと思う。

お洋服は、というより、お洒落は物心ついた頃から好きで割りと照れずに冒険する方だが、二十歳の時に落ちた恋が一番私を大きく変えたと思う。

いきなり着るものにお金をかけ出したのだ。

一回り歳上のお洒落な彼氏だったから、釣り合いたいという一心で必要以上、というか分不相応にお金をかけていたように思う。
楽しかったし、自分に自信がついたからヨシとしているけれど、ぁあー勿体ない!って叫びたくなるような買い物を何度もした。
いわゆる《清水買い》の繰り返し(笑)
でもいろんなことを覚えた時期だった。

覚えているだろうか。

初めてひとりでバスに乗った時の緊張。
初めてスタバで注文した時の緊張。
初めてオーセンティックなバーでお酒を飲んだ時の緊張。
初めてデートでフレンチを食べた時の緊張。
初めてハイブランドのショップに入った時の緊張。



その後の達成感、高揚感。
大人の階段を一段昇った感(笑)

付き合う人が違っていれば一生涯経験することのなかった経験がたくさんある。
私なんて付き合った人から学んだことで生きているようなものだ。
恋って人を一生懸命にさせるから、その分野のスペシャリストに恋をするのが一番効果的な勉強方法だって世間一般で言われるのも頷ける。 



その昔、塾の先生に密かに憧れていた。
それは恋だった、かもしれない。
勉強も一生懸命した。
成績も上がった。
あの時の私は確かに輝いていた。
しかし、ある日の授業後、彼が発した一言で百年の恋が冷めた。



「ばいなら!」
である(笑)





一言の威力はやはりすごい(笑)
今ならもちろん笑って「ばいなら!」と返すが、当時は中学生。
こんな些細なことで幻滅できるくらい、先生はクールで爽やかで素敵だった。
だがしかしイケメンは減点方式で見られるって本当だ。
そして、たった一言で0点以下になった(笑)

コピーライトといっしょにしていいのかわからないが、《恋が着せ、愛が脱がせる》眞木準さんのこのコピーが個人的には好き。
洒落てるとしか言い様がない。