ペレのあたらしいふく

著者: エルサ・ベスコフ, おのでら ゆりこ
タイトル: ペレのあたらしいふく
ペレという働き者の男の子の話。
着ている服が小さくなったのでペレは新しい服が欲しいなと思います。そこでまず、飼っている羊の毛を刈ります。
しかし、服を作る過程でペレが直接できることはここまで。
刈った毛を紡いで糸にしたり、その糸を染めたり織ったり、最終的に仕立てるまで、いろんな大人に頼みに行くのです。おばあちゃん、ペンキ屋さん、仕立て屋さん…。
これはgive&takeのお話。
各工程を大人に依頼するたび、ペレは他の用事を言いつけられます。畑仕事や買物や子守や牧場の仕事などなど。。。
子供の頃、この本を読みながら「タダでやってやれよ~!」と思ったことを鮮明に覚えています。どうして大人vs子供なのに、同格で仕事を言いつけるのかが不思議だった。ケチな大人たちだなぁと。
でも出来上がった服を着て教会にでかけるペレはとっても嬉しそうで、読者にも充実感を味わわせてもらえます。