2014年11月4日(火)
近々行われるイベントの場所の下見をすべく、本日は山登り。
大槌町内にある、小鯨山(こくじらやま)へ。
本格的な山ではないと聞いていたので、のんびりスタート。
しかし途中から道が険しくなり、道無き道を行く事に。。
ようやく山頂に到着すると、そこには絶景が待っていた。
雲間から太陽の光が射して、やさしく海に降り注いでいる。
大槌の美しい海と山々が見渡せる、素晴らしい場所だった。
・・と感動したのは良かったが、下山中にお手洗いに行きたくなり、最終的には緊急でトイレに駆け込む事態となったのであった^^;
午後は仮設住宅の談話室へ行き、「さをり織り」を見学。
私も手織機で機織りを体験させてもらったのだけど、面白い!
さをり織りには間違いはないんだって。糸に隙間があるのも、色がまちまちなのも、その人の個性。むしろ、色や織り具合が同じではない方が味がある。
なんか、人間のことみたいだなぁと思った。

そのあと時間を頂いて、大槌復興刺し子プロジェクト事務所へ。
そこで働く友人と再会し、スタッフの方や地元の刺し子さんともお話しさせて頂いた。初めて会ってから1年以上経つのに、私の事を覚えていて下さる刺し子さんがいらして嬉しかった。もちろん私もその方を覚えていた^^
事務所を去る前、友人とその場に居た全員がHappy Birthdayの歌を歌い始め、私の誕生日をお祝いしてくれた。予期せぬお祝いに少し涙が出る程嬉しかった。
てくてくと歩いてボランティアベースへ戻る途中、ある家先で
「どなた様のでしょうか?」の札と共に、傘が立ててあった。
人の優しさがにじみ出ていて、なんだか心が温かくなった。

夕方、喫茶 夢宇民(ムーミン)と理容師Sさんにご挨拶に行く為に、盛り土工事が行われている町内へ。家々が立ち並んでいた地域は、もう家の土台すら見当たらない。旧ボランティアベースがあった所も、今はもう立ち入れない。
私がここへまた戻って来る時には、また風景が変わっているだろう。

ボランティアベースでの夕食時にも、サプライズで誕生日祝いをしてもらった。スタッフの方がクルミとみたらし団子、それにクマさんのロウソクを用意してくれていた。
大槌町で二度も誕生日を祝ってもらえるとは思ってもみず、本当に嬉しく、有り難く思った。
大槌町で迎えた29才の誕生日は、忘れられない日となった。

ここ数ヶ月で色々なことがあり、もう大槌町へ行く事はできないかもしれないとさえ思った時もあった。でも、大槌で頑張っている理容師Sさんと度々電話で話していたら、やっぱり大槌にまた行きたい。大槌にいる大切な人たちに会いに行きたいと思った。
実際に来てみたら、多くの大切な人たちと再会することができ、
その人達から、たくさんの笑顔と元気を頂いた。
やっぱり大槌町へ来て良かった。心からそう思った。
お世話になった皆さん、どうもありがとうございました。
大切な人たち。忘れられない風景。大好きな町。
私、また帰って来るからね。きっと待っていてね。
