蒸し暑く、雨が続いています、ニコです
コロナの渦はとどまるところを知らないかのように日々世界を翻弄し、いったいこの先どうなっていくのか見当もつかないように感じます。
沖縄で開催予定だった中体連九州大会も直前で中止となってしまい、本当に残念でした
そんな中、たくさんの方々の強い心と努力のおかげで第29回全国中学生空手道選手権大会が、山口維新100年記念公園内維新大晃アリーナにて開催されました。
超厳戒態勢。
エントランスで「この大会から決してクラスターを出さないために〜」とアナウンスしていたのがとても印象的でした。
M凛とともに、初めての全中チャレンジ✨
行ってきました山口県✨
まずは結果から。
ROUND2、敗退。自由形は打てず。
惜しくもM凛も同じ結果となりました
ROUND1、バッサイダイ 21.56 3位通過
ROUND2、ニーパイポ 21.54 敗退
そりゃ全中ですから。
もーね、素晴らしく上手な子しかいない。
リズムや呼吸、タメ、タイミングなど、それぞれにやり方は違えどどの子も、上手い。
無観客試合のため、会場前でYouTube配信での観戦となりましたが、ほぅほぅとため息ばかり✨目の保養とでも言いたいほどに✨
敗退したとは言え、全中の舞台でバッサイダイとニーパイポを打てたのだから、私としてはただただ小蒔を褒めてやりたい。
しかし本人は悔しさMAX、夜も眠れないほどに
たしかに後でYouTubeから切り出した静止画を観ると、過去1の無気力無表情いつものゾーンに入った感がぜんぜん見えない…
本人曰く、バッサイダイの最初の気合まで緊張して頭の中が真っ白だったと。
自分の気合で「これじゃいけない❗️」と思ったらしいけど「ただ間違えずに形を打っただけだった」と
終わった後も楽しそうにしてたけど、心の中はいろいろぐるぐるしてたかな
佐々に戻って。
今週末、全少に出場する女の子が両手を合わせて祈り、応援してくれていたことを聞き、私もそこで初めて涙が出ちゃいました
〜Aやがずーっと手合わせて祈ってた。先輩が頑張る姿みせてくれて、本当にありがとう!〜
形という競技の厳しさ、難しさ。
ある種の曖昧さを持ちながらも、有無を言わせない技術がモノを言う世界。
自分と戦い、これでよしと言う地点はどこにもなく、どこまでも続く砂漠みたいにエンドレス歩き続けるしかない。自分が納得したところで勝てるとは限らず、なぜ負けたのかなぜ勝てたのか、誰もそのたしかな答えを教えてはくれない。
常に自問自答しながら、それでも迷いを持たずに歩み続けることは難しい。
小さい子供のうちは、信じる先生の言葉をよりどころに前だけを見つめて歩く事ができるけど、大人になるにつれて世界は広がって、友人知人も増え、情報が交錯し、例えば進路。例えば体の変化。試合の結果。いろいろなことが本人を翻弄し始める。
そう考えると、大きな大会で勝ち進む子たちはきっと、なによりもまず強くブレない心を持っているのかも知れないと思います
小蒔が自分をまだまだなんだと思う気持ち、とても大事だよ。もっと頑張らなくちゃとくちびるを噛みしめて、眠れない夜を過ごすこともとても良い経験
それでも母ちゃんは、小蒔の強さと優しさをよく知ってるよ。真面目でちょっと融通がきかないところも、良い一面迷ったり悩んだりしながら毎日を大切に歩いて下さい
いつでも応援してます📣
次は連合会か、はたまた新人戦か、先の見えないこの時代だからこそ、今やれる事をしっかりやるしかない‼️コロナで道場練習がなくても、施設が使えなくても、できる練習は必ずあるはずだね✨
私たち大人は、頑張る子供達に何をしてやれるだろう
全空連、中空連、そして山口県連の皆々様。大会運営のためにご協力くださった各高校・大学の皆様。そして審判団の先生方。こんな時代にこんな大きな大会を開催してくださり、本当にありがとうございました