どうもどうも、ニコです
さっそく標記の件
あまちゃんが終わってしばらく経ちますが、
あまロス、などと言う言葉ができるくらい人気だった朝ドラ
その主演を務めた能年玲奈ちゃんの次回作という意味でも
話題を集めている、ホットロードの実写化
このニュース、私くらいの世代の人は
結構興味深く聞いたのではないかと思われます。
「ホットロード」 作者は紡木たく、
1986年から別マに連載されていた名作漫画です。
監督は三木孝浩氏、脚本は吉田智子氏。
ストーリーなどはもう今さら述べるまでもないんですけど
主人公の少女、宮市和希を能年玲奈ちゃんが演じるそうです
今までずっと実写化をかたくなに断り続けてきた紡木たく氏によれば、
能年玲奈ちゃんがいるから実写化が可能になったと話しておられるそう。
ふむ。
しかしこの作品が大好きで何度も何度も読み返した人ほど、
実写化には賛成できかねるのでは
百歩譲って、和希を能年玲奈ちゃんが演じるのはいいとしても、
いったい誰がハルヤマを???
ぶっちゃけ、下手にカラーがある人にはできない気がするんだけどな~
結構イケメンでヤサ男、ガリガリに細くて折れそうで、
顔は超小っちゃくて、どこか儚げ、なのにコワイ、
少年みたいな純粋さ、ワガママでケンカっぱやい所、
妙に他人のココロがわかるハート、少々つらい過去、
これを全部あわせ持つハルヤマを
しかも16歳という年齢、今一体、誰が演じられると言うのでしょ
和希だってそうです
まさに壊れたガラスのようなイメージに加えて、
彼女は14歳から始まるんです
誤解のないように書いておきますが、
私は能年玲奈ちゃんがかなり好きです
なので彼女の次回作はとても楽しみにしています
しかし。。。。。。。
エリやリチャード、ヒロコやトオルなんかは
そこそこハマる役者もいそうですけど、
和希とハルヤマだけは、ちょっと誰にもやってほしくないな~、
と言うのが正直なところ
役者ももちろんですが、あの透明で静寂な世界観を壊さずに
映像にすることは非常に難しいのではないかと思われます。
和希が母親ともめて朝食のサラダをテーブルから落とすシーン、
イラついてオレンジジュースをテレビにぶっかけるシーン、
果ては暴走族の集会のシーンまで、
大きな音を伴ってしかるべきシーンの一つ一つが、
あまりにも静かで、澄んだ空気に満ちていて、
それはマンガと言うメディアの中でだけ可能な事と思うのです
バイクの爆音を文字として読み、
走り去るテールランプの輝きを静止している絵でとらえ、
ココロの中で自分だけの海岸を、遠くなっていくエンジン音を、
いわば無音の状態で追体験していたのですから
能年玲奈ちゃんはもう決まりみたいなので、
他のキャストはこれから発表されるのでしょう。
誰に決まっても納得はできないと思うけれども、
それでもきっと観るんだろうな~。。。
願わくば、「へえ~意外に良かったじゃん
」
という展開であってほしいけれど
まあ、ホットロードって何?って言うくらいの世代には
どうでもいい話かもしれません
賛否両論あるでしょうが、良かったらぽちっとお願いします
![ブログランキング・にほんブログ村へ](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.blogmura.com%2Fimg%2Fwww88_31.gif)
にほんブログ村