かなり昔(10~12年前?)の話だが、妹から変なメールを貰ったことがある。
仲が悪いわけではないけれど、頻繁に電話したりメールしたりしない姉妹関係なのに。
「仲村トオルの奥さんって、誰だったっけ?思い出せんで、気持ち悪い」
いきなりなんだ。そんなことも知らないのか!
「鷲尾いさ子だけど、それがどうかしたのかーい??」と、速攻返信した。
「あー、そうだそうだ。スッキリしたー。サンキュー」
「姉ちゃんに聞けば、一発で分かるやろうと思って」と、妹。
今みたいに、スマホで気軽にググったりWikiったり出来なかった時代ではあったけれど。
なんか、そういう方面で頼りにされても、喜んでいいのかどうか対応に困る。
師匠のイズミン(泉麻人)に比べたら、足元にも及ばんよ。
ってか、いつ弟子になったのだ!?
古い街の様子(ココには、むかし商工会議所があって、その前は郵便局だったんだよ)とか、
幼少時のテレビ番組のこと(金曜日の7時半からカックラキン大放送を見るのが好きだった。新御三家でコント向きなのは、五郎ちゃんだね。ちなみに日テレね。)とか、
昔の話をすると、大概、妹は私の話していることを(多少忘れてはいるが)理解できる。
「だったねーだったねー、あ、アレ知ってる?」って感じで、ドンドン話が広がって大層盛り上がる。
歳のせいか、昔ばなしは懐かしいし楽しい。
福岡の旅でも、電車で一緒だったMちゃんと学生時代のナツカシ話をしていた。
「コンパで男の子の家で鍋やってて、テレビ見ていいよ~ってことになって。」
「そこで、Mちゃんが『セーラームーンが見たい!』って言っちゃって。場の空気が冷やかになったの覚えとる??」
Mちゃんは、「えー?鍋とかやったっけ?ってか、男の子の家に行った記憶ないよ」ってな具合だ。
じゃ、医大生&九大生を狙っていた友人Cちゃん(初出ですな)がやらかした失態(鍋やってた隣の寝室で・・自粛)なんて話は、すっかり忘れてるんだろうな。
「え?Cちゃんって、そんなんやったん?」とMちゃん。
やっぱりか。知らんかったか。
Cちゃんは、ガツガツしとったからなぁ。
(可愛いんだけど)おぼこいMちゃんとは、対極だったなぁ。
ちなみに。Cちゃんのガツガツに一番つき合わされたのは、この私だ(°д°;)
『皆が健全に鍋やってる隣の部屋で、イチャイチャするの止めんかーーー!!おまい、遊ばれて捨てられるだけだじょーー。目を覚ますのじゃー・怒』と、指導する係も、この私だ(#`ε´#)
遊び放題の医大生が、本気で相手にしてくれるわけなかろう??
ま、Cちゃんの肉食ぶりは、この際どうでもいいが。
その話の後に、Mちゃんが、
「そうそう、ブリちゃん。セーラームーンの実写版があったの、覚えとるー?」
「昨日、ブリちゃんがライブ行ってる間にちょうどセーラームーンの話が出て、みんな実写版は知らんって言うんよー?(福岡東部は、大分訛りが混じってる)」
あぁ、私は真剣に見てた訳じゃないけど。知ってる知ってる。
つうか、私がおらん間に、皆もナツカシ話しとったんかいっ・爆
歳だね~40代だね~。
私が「北川景子が、セーラーマーズのヤツやろ?」って答えたら、Mちゃんが感激しとった。
「よかったー。誰にも分かってもらえんで、悔しかったー」
「やっぱり、ブリちゃんは覚えてたね~」
どうも。お役に立てて何よりです。
それよりも、Mちゃんはいくつになっても、可愛かです。
なんで、嫁に行かんのやろうか?(それは、余計なお世話だ)
ここのところバタバタしていて、図書館で本を借りていない。
今は、森博嗣の水柿助教授シリーズ(森マニアのための本だ)をダラダラ読んでいるのだけれども。
水柿くんと嫁の須摩子さんのやり取りが、テンポがあって面白い。
お互いに話が通じればこその、会話なのだ。
どちらかが「へ?知らん。分からん。なんじゃそりゃ?」と言えばそこで終了してしまうような、
凡人からすればよくわからないくだらない内容なのだけれど、私にはかなりツボってしまう会話なのだ。
うちの夫は、昔の話はほとんど覚えていない。
自分が中学三年の時、何組だったかも覚えていない位だ(ウソみたいだけど、本当のこと)
担任が誰で、教室が何処で、どんな文房具を使ってて・・・とか、一切覚えていない。
良く言えば、過去は振り返らずいつも前を向いている男なのだ。
今さえ楽しければ、それでよし!みたいなね。
(でも、実際はそんなに素晴らしい男ではない。)
私には、それがとてもつまらなく思えるのだ。
ホントに些末で些細な事で、この歳になって分かったことだけど、私にとっては重要なポイントだったんだなぁと、今更ながら実感しておる次第。
だって、雑学とか音楽とかそういう今までに拾い集めてきた知識ってものは、私にとってはそれが全てで、私を作っているといっても良いくらいのモノだから。
それを取ってしまったら、私には何も残らないし私でなくなるから。
他の人と私を区別する大事なところだからね。
ただの昔ばなしでは、片づけられないモノなのだよね。
そこが、常に一緒にいる人と通じないってのは、キツイ。
この先もずっと、こういう状態が続くのか・・・と思ったら、老後も気が重い(まだ40代だけども)
私も、夫の得意分野であるゴルフとか車とか流行りの大衆音楽には、なかなか歩み寄れないところがあるし。
まぁ、とにかく流行りモノが好きなのだな、夫は。
ナタデココとかティラミスとか、ランバダとかボディコンとかジュリアナ東京とか、そういうものね。
(そういえば、夫はペパーミントグリーンの、肩パッドの入ったダブルのソフトスーツ&セカンドバッグを持っていた。結婚後、私が速攻捨てさせて、ネイビーの三つ釦スーツを拵えました。しかし、何でこんな人と結婚したんだろうか??人生最大の謎だ。)
でも、そういう昔ばなしは、私はしたくない訳で。
夫も私みたいなのじゃなくて、トサカ髪でボディコン着てジュリアナで腰ふって踊ってたような、バブリーなお姉さんと結ばれればよかったのに。
まぁまぁ、DNAの型は違えば違うほど良いって聞くから、子供にとっては良かったのかもしれんね。
私は私で、老後は別の茶飲み友達ジジイを探すことにしますわ。
夫も、元バブルボディコンババアを探して昔ばなしに花を咲かせてもらうことにしようそうしよう。