読書は、人生の糧になってるのね | げんじつとうひの館

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二週間で5冊読んでた時期があったなんて嘘みたーい、と思えるほど読む量が減った。
今は、二週間に1~2冊くらい読めれば上等。ボチボチ読んでいる。

先日、やっと伊坂幸太郎の「首折り男のための協奏曲」を読み終えた。
何だかんだ難くせ付けながら「オー!ファーザー」と「あるキング」以外は読んでいるという、伊坂マニアに片足突っ込んでいる私。
「死神の精度」と「夜の国のクーパー」が好きだ。

「首折り男のための協奏曲」は、7話からなる短編集。
首折り男の話が2話、探偵兼泥棒・黒沢の話が3話、+短編2話。
首折り男話+黒沢1話目は「時空のねじれと人生の分岐点」、
黒澤話+6話目は「神様と天罰」がテーマなのかなぁって印象。

登場人物がちょっとリンクしているから、一冊が上手いコトまとまっている。
なんか、憎いねコンチクショー。

で、最後の「合コンの話」だけは、一線を画している。
風変りだけど、読みやすくて面白かった。

銀座で合コンやってる最中に、同じ銀座で俳優が殺される事件が起こるんだけど。
「近くで人が死んでるのに、こんなことやってていいのかしら?」的な会話が繰り広げられる。

そこで、合コンメンバーでイケてない「不細工佐藤くん(実はスゴイ人)」が、飄々と語る。

戦争や事件や事故や病気は絶えずどこかにあって、泣いている親たち、悲しんでいる子供たち、そういった人でたぶん世の中は溢れているんですけど、僕たちは自分の時間を、自分の人生を、自分の仕事をちゃんとやることしかできないような気がします。もちろん、自分のことだけでいい、とか、よそこのとなんて知らない、と開き直ってしまうのは違うと思うんですけど。

どうすればいいのかは分からないので、くよくよしていくしかないです。

人はそれぞれ、与えられた譜面を必死に、演奏することしかできないし、そうするしかない。隣の譜面を覗く余裕もない。自分の譜面を演奏しながら、他人もうまく演奏できればいいな、と祈るだけだ。


だね。私もそう考えつつも「でも、コレで良いとかいな?」なんて思ったりしてたから。
不細工佐藤くん(失礼な呼び方ね)にそう言ってもらえると、気持ちが楽になるぞ。

決して投げやりって訳じゃなくてね。まず、自分の役割だね。了解した!!

筋書きが面白いとか、文章・構成が素晴らしいとか、そういう詳しい専門的なことは分からないけれど、読後に「踏ん張って生きていけそうな気持ち」にしてくれる、そんな一冊。

伊坂さんは同世代(私の一つ上かなぁ?)だから、ツボるところも多い。
短編だし、気楽に読めるから、家事の合間にオススメー。

睡魔のため、乱文で失礼つかまつった。では。