やや活字中毒気味 | げんじつとうひの館

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森博嗣の「フォグ・ハイダ」が面白かった。
ゼン様は、私の中では「かざぽん」だと思っていたけど。
んー。違うなー。キャラ的に全く違うなー(あすなろ三三七拍子の影響!?)
ああいう風貌だったらいいなぁって思ってたのは、間違いない。

と、フォグ・ハイダの余韻に浸る暇もなく。読んだ読んだ。
手あたり次第読んだ。
これって、あまりよくない傾向だな~と思うよ。

「あなただけにわかること」井上荒野
「花のベッドでひるねして」よしもとばなな
「僕と先生」坂木司
「あ・うん」向田邦子
「日本バカ地図」一刀


「あなただけにわかること」

駿と夏は、不本意ながらの幼馴染で腐れ縁。(駿の母と夏の父が不倫関係なため)
二人の就学前から晩年までが描かれている。
男女の関係にもならず、親友でも悪友でもなく、人生の節目節目で会う羽目になる二人。
お互いの家庭事情から恋愛遍歴まで知り尽くしていて、修羅場を超えた戦友のような雰囲気すらある。
読みながら『私って、淡白だったんだなぁ』って、改めて気づかされた。
私には、登場人物が野獣に見えたんだもん。
でもまぁ、人生は一度きりだからね。それはそれで、よし。

「花のベッドでひるねして」

タイトルを見て、アレを思い出した。
♪ 頭ハジけて 雲のベッドでフテ寝して~ ♪
近年、よしもとさんはとても尊敬していたお父様を亡くされていて、その喪失感を埋めるためのアレコレが、同じく母を亡くして幾ばくも経っていない私には痛いほど分かる訳で。
命のあり方とか、血縁関係とか、男女の業とか、主人公の幹ちゃんを通して私もいろいろ考えたのだけど、読後にとても温かい気持ちになれたですよ。
いなくなった人は、生きてる人の心の中にあり続けるのね。
私も誰かの心に残れるように、日々精進しなくてはってね。思った(くそババアにならないように)

ひとつひとつ、感想を書くつもりなかったのになぁ・・・。
たまには、まぁいいか。

「僕と先生」

家庭教師である「僕」と、僕にミステリを教授する中学生の「先生」が、ホームズとワトスンよろしく、日常の謎を解く短編集(5話収録)
アイドル張りのルックスを持つ中学生の隼人と、怖がりなのに推理小説のサークルに入ってる大学生の僕。
こういうのをドラマにしたら、当たるのではないか?…って思った。
誰も死なない推理モノだから、読後の嫌な感じがなくてイイ。

「あ・うん」

図書館に行ったら、向田邦子の新しい全集が揃ってたので、借りてみた。
向田作品は、家に古い文庫本があるため一通り読んではいるのだけど。
40過ぎて、改めて読んだでみたら・・・・。ううううう。いいなぁ。良すぎる。切なすぎる。
そういやぁ、「水田」と「門倉」は43歳で、水田の妻君である「たみ」は39歳なのだよな。
大人にならないと感じられないものって、あるのだなぁ。
でも、私はたみに比べたら、まだまだガキんちょだ(41なのに!?)
明治生まれの女は、強い。耐え忍ぶなんて、わしゃ、ムリだ。
あれ?でもでも、柳原白蓮も明治の女だけど。やってることは、真逆。
しかし、どう転ぶかなんて、紙一重だよね。
この三角関係も、ぎりぎりのところで踏みとどまってる感じだしね。
平成の世だったら、きっとドロドロ不倫話になっちまうよな。

親友の奥さんが好きで、奥さんも旦那さんの親友のことが好きで。
でも、それ以上に親友も旦那さんも大事だから、門倉とたみは、どうにもならない。
お互いの笑顔がみたいがために、今の関係を壊さない。
読んでて苦しくなった。
でも、皆がお互いのことを思いやって、それがとても温かくて、笑い泣きしたくなった。

なんかねぇ、私もそういう心の中だけの想い人が欲しくなっただよ~~。
どっかにいないですかね?

「日本バカ地図」は、小説ではなくて。

日本の地理は、現代の日本人にどういう風に認識されているのか!?
・・・・というのを地図にしてみたら、こんなになっちゃいました!
って感じで、分かりやすく図と解説が載せてある。
九州では、鹿児島が分断されて島になっており、マイナーな県である「大分」「佐賀」「宮崎」は熊本に吸収されている。
地理好きの私からすると、信じられないような内容になっている。
(ちなみに、高校の選択授業は「地理」と「世界史」。文系だから、社会は2つ選択なのだ)
うちの息子たちが間違った認識を持たないように、都道府県くらいはしっかり教えんとイカンなぁって危機感を持ったナリ。

ってことで。現在は、

「かげゑ歌麿」高橋克彦 「たぶんねこ」畠中恵 「私の嫌いな探偵」東山篤哉 
「大江戸今昔マップ」

を借りてきて読んでいるところ。

なんだ。もっと「あ・うん」の素晴らしさを伝えたかったのだが。
感想で終始してしまった。

あ、信和さん、お誕生日過ぎちゃったけど、おめでとうございますー。
おやすみなさい。