flighty法廷デビュー | flighty life

flighty法廷デビュー

そう。タイトルの通り、法廷への出頭命令が下り、召喚されてみた。


あたしの人生は本当に色鮮やかというか、

あまり普通は起こらないようなことが常に起こるからおもしろい。


ある日、仕事の合間に携帯を見ているとものすごい数の留守電が入っていた。

しかしどの着信にも番号は表示されず、

不審に思って留守電を聞いてみると全て警察からだった。

びっくりしてよーく聞いてみるとこんな内容だった。

「以前あなたが盗難に遭った時の犯人が捕まりました。

裁判について説明しますので至急連絡をしてください。」


えええーー!!!

びっくり。そして、最初の感想はズバリ「めんどくさい」

盗まれたものは全て帰ってきたし、

仕事を休んだりはできない。

というわけで、電話をかけずに無視する事にしたのだが、

まもなく職場にも電話がかかってきて職場に迷惑をかけるのも悪いので

警察と話をすることに。

電話で私はどうしても裁判に行かなくてはならないのかと尋ねると、

「君は唯一の被害者であり、目撃者なので必ず来てもらいたい。」とのこと。

最初は大した事件でもないのに

そのために私が代わりのいない仕事に穴をあけることで

どれだけ会社に損害があるのか!と、ちょっと不満ではあったが、

すぐに観念して行くことにした。

(事件についてはこちら→事件簿1事件簿2


その電話の翌日、あたしは仕事を少し抜け出して警察署に赴き、

当時関わった刑事に会って詳しいはなしと裁判の召喚状をもらった。

Subpoena witness(目撃者の召喚状)と書かれたその紙には

犯人の名前やら、あたしの個人情報、事件の内容などが記載されてて

「うわぁ・・・本当に本物の裁判なんだ。」

とアホなことを思ってしまったあせる

そもそもsubpoenaなんて単語も知らなかった。

同僚曰く、「この言葉には強い力があるから抗えないよ。」と。

意味は召喚。ほえーー。日常生活には必要なさそうな言葉だ。


裁判当日。朝出社し、少し仕事をしてすぐに裁判所へ。

裁判所ってところは空港でするような荷物検査などをしないと

入れない所だってことも知らなかった。

中は意外と広く、法廷も沢山。

大きな事件を取り扱っている法廷もあるようで、報道陣もチラホラ。


すぐにあたしに関わった刑事4人が現れ、挨拶を交わした。

彼ら4人の顔をあたしはしっかり覚えていて、

この人はあたしの話を録音した人、書きとめた人、荷物を返してくれた人などとともに、

事件の経緯もしっかり思い出してきた。

犯人の弁護士とやらもご丁寧に挨拶にやってきた。

弁護士が去ったあと、刑事が戻ってきて裁判ではどういうことをすればいいかの説明を受けた。

起こった出来事をありのままに話し、

弁護士がいろいろ言っても慌てず、

意味がわからなかったら僕らのところへ来ればいい。と。

「緊張してる?不安にならなくても大丈夫だよ。」

と法廷の外で待っている間も刑事たちは気を使ってくれたが、

もともと肝のすわっている方なので

裁判に行くと決まった時からそれほど不安も緊張もなかった。

それよりは裁判所内をうろつく人を眺めるのに夢中だった。

いろんな人がいて面白い!

だらしない悪そうなキッズもいれば、スーツを来たオッサンもいっぱいいる。


気づくと2時間経っていた。まだ呼ばれない。

あ!刑事が近づいてきた!いよいよだ。

・・・・・と、思ったら刑事が



「さぁ、君はもう帰っていいよ」

へ?あ、そう?しかし、なぜ?

どうやら犯人が罪を認めて反省しているとのことで

あたしの出番はなし!

まぁ、面倒だったからそれで良いのだけど。

刑事はあたしに感謝の気持ちを述べ、握手をしてあたしも職場へ戻った。


職場に戻ると、たまたま事情を知らない社長がいて、

こんな忙しいのにどこへ行っていたんだ!とおかんむり。

そんなことは気にも止めず、あたしは仕事を始めた。



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