好き嫌いの文化 | flighty life

好き嫌いの文化

最近、駅の中なんかでHealth Canadaという
日本でいうところの厚生省みたいな機関の広告をよく見る。
それにはKids can be picky eatersと書かれている。
つまり、子供だって好きなものを選んで食べられるっていうこと。
これを初めて見たときには少し驚いた。
だって、日本では小さい頃から(少なくとも私の小さい頃は)
「好き嫌い言わないで何でもたべなきゃダメ!」
と先生や家族などのまわりの大人によく言われたものだ。
「残さず食べなさい!」
とも言われた。

どうやらその辺の考え方が日本とは違うようだ。

カナダで暮らしていて気づいたことがある。
かなり前、日本食レストランでアルバイトしていた時のこと。
一番初めに習ったことが、お客さんに出す商品の順番。
白人のお客さんが味噌汁、サラダなどを注文したら
まず、飲み物とサラダ、味噌汁を一番先に出すよう教わった。
日本ではコース料理を食べる時くらいしかサラダとスープを先に食べることなんてまずない。
それだけにそれが日本料理に適用されるんだから驚きだ。
忙しい時にうっかり味噌汁を出し忘れて、
メインと同時に出そうもんなら白人は殆ど味噌汁に手をつけない。

日本では「ばっかり食い」は良くないとされることが多いと思う。
全ての献立が食卓に並んでから食事は始まり、
全ての料理を少しずつ順番に食べるのがお行儀のよい食べ方。
例えば「いただきます!」と言ってすぐに味噌汁をたいらげ、
次におかずをたいらげ、ごはんをたいらげるというような食べ方は
日本では良くない食べ方とされているように思う。
実際、日本の家庭の食卓では全ての献立が個々に分けられ、
配分されることが少ないからかもしれないが。
みんなで食べる野菜いためを一人で平らげるヤツが
家族にいたらたまらない。
(実は小さい頃にコレをやってこっぴどく怒られた。)
先週、同僚の一人が誰かにもらったパンを食べたところ、
あまり好きな味ではなかったらしく、小さなパンだったにもかかわらず、
処理にかなり困っていた。
「好き嫌いしないでそれくらい食べなよ。」
と言ったら、本当に不思議そうな顔をして、
「え!?どうして??好き嫌いはいけないの?なんで?」
と問い詰められた・・・。

なんでだろう?

本当に理由がわからない。
栄養がどうこうとか聞いたことがあるけれど、
カナダにいるベジタリアンは健康そうだ。
ベジタリアンだって日本人の感覚で言ってしまえば好き嫌いなんじゃない?
と思ってしまう。理由はなんであれ。

なんとなくこっちでの生活で気づいたことを書いてみた。
詳しく知ってる人は教えてほしい。

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