音楽は国境を越えた!? | flighty life

音楽は国境を越えた!?


最近ある日本人の男の子と出会った。
彼は、はなしたときに受ける印象とは全く正反対の力強い和彫りをしょっている。
だいたい年齢は同じくらいじゃないかな。
普段は物静かで、やさしい。
その彼が音楽をやっていて、トロントの日本人コミュニティーではちょっとした有名人。
私も彼がそのバンドの人って知らなかったけど、そのバンド名は知っていた。
いったい彼はどんな風に音を奏でるのだろう?

そんなある日、彼にライブの誘いを受けた。
平日だし、仕事のあとで行けるかな?と思ったけど
なんだか人見知りをするタイプの彼が声をかけてくれたのが嬉しくて、昨日ライブに行ってみた。

彼は口数も少ないし、いつもなにかじっと考えているようなタイプ。

ライブが始まって驚いた。
彼は昼間の彼とは全くの別人。
とっても生き生きしていて、彼らの前のバンドのときはシーンとしていた会場を
一気に盛り上げてしまったのだ。
彼の中に魂が宿った瞬間だろうか。(それも失礼だな!)
彼自身興奮していたし、その状態で英語で言葉を観客に向けるのは難しい。
でも、その場では言葉など必要なかったのだ。
今までには見たことのない最高の笑顔と会場をつつみこむパワーだけで十分。
彼らは白人をはじめとしたいろんな人がいる会場をひとつにしてしまったのだ。
あまり普段は聞かないような音楽だったけど感動した。
彼の表情、動きはプロそのものだったから。

ライブ終了後、彼は会場にいたカナダ人にかこまれ、
いつもの彼らしく礼儀正しく静かな日本人に戻っていた。
みんなにありがとうって言いつづける彼の姿に感動した。

なんでも、日本で7年間活動し、CDも出していた、
そこまで有名じゃないけど全国ツアーも果たし、レコード会社と契約もしたという。
その中である日、メンバーで話し合い、カナダにくることになったとのこと。
そう照れくさそうに自分のことを語る彼はかっこよかった。

そういうワーホリもあるんだなと思った。
やっぱりやりたいことをやるために努力を惜しまない人間は魅力的だ。
今、トロントのラジオ局では彼らの音楽が流れている。
今年中に大きなプロジェクトも予定しているらしい。
ぜひ頑張ってほしいと思う。
私も彼らをみて感動し、元気をもらったから頑張りたいって思った。
人に影響を与えるものを持ってる彼を尊敬してやまない。

素敵だなー。そういう人大好き。