今年の一月に 友人が亡くなった
学生のころから 病がちで通院は欠かせなく
それでも 社会人となり
結婚をし 子どもを3人もうけ
趣味の畑もしながら 仕事も継続してました
が
二年ほど 休みが続いたり 遅刻 早退したりで
退職勧告をよぎなくされても
私は 辞めません
と 我を張り 定年まで勤めあげ
息を引き取ったのが一月
ダブルツリーヒルトン
生前は 華やかなお葬式を希望した彼女も
いよいよ となったら
家族葬を希望し その運びで執り行われました
新聞へ家族葬と詠った所為か
落ち着いた今も
友人知人 職場の方々 誰ひとりとして
線香をあげに来ないのは 淋しいことですし
驚いています
語る 残された夫
まぁね 生前の彼女を知るものは 招待でも
無い限り 近づかないでしょうと
内心 思いましたが・・・・
私たちも 行っていない現実
かける言葉は ありません
ロビーからプールサイド
前から お茶でもどうですか?と お誘いはありましたが
こころも気力も 湧かず
延ばし延ばしで この日に 共通の彼女と
三人で お茶しました
彼 指定の首里のダブルツリーヒルトンのロビーです
亡き妻が 大好きな珈琲とケーキ
何度も食べた思い出が多い場所で
ときには お孫さんも一緒に
遊びに来たホテルで あの頃は・・・・から
始る 話に耳を傾けるのでした
今だからこそ 語れる話があり
亡くなる前には 車いす生活になり
施設を 年に三度も転々とし
その理由が 親切に扱ってもらえない
とくに 〇〇さんは・・・と名前指定で
家族へ 無理強いをした わがまま彼女
最後は 見回りの職員が亡くなったのに気づき
家族へ連絡したようですが 誰にも
看取られず 亡くなりました
解剖の話も あったようですが
そこまで せずに 穏やかに・・・遺体を
引き取ったのです
あとは
相続やら お墓やら 子どもたちの話題
沖縄は 不動産が高騰し 相続税の支払いも
大変だとか
珈琲を お代わりするほど 長時間
ひたすら 聞き役の私たちでした
この根性を 他に活かせないものか
一瞬 頭に浮かんだものです
なんとかタルトケーキ
亡き友人曰く 旅好きな夫のこと
話は そこへ流れました
海外は
もう行けそうもないので 国内を旅する計画中
には 少し驚く
旅するような体力があるようには
見えず
それでも 関東の広大な公園を散歩して
テラスやカフェで 珈琲を飲む楽しみの他
カメラで 四季折々を撮る旅を
語るのを聞く
僕のお金は あてにしないでくれ
僕は死んだら 格安の葬式でいい
僕の面倒も 見なくていい
家族のイベントも 参加しないからね
そのかわり 僕の誕生日とか しなくてもいい
僕は 贅沢をしてお金を使い切って死ぬから
息子へ 伝えたそうな
淡々と語る内容に 複雑な心境は ぬぐえないけれど
それでも 場を盛り上げるために
私たちも お金を使うために 喜んで協力します
まず 東京へ行きましょう
代々木公園とか 井の頭公園とか 高尾山も
神宮外苑も
行きましょう もうすぐ紅葉の時期ですよ
なぁんて
三人 笑って明るいこころで 別れました
P場で 友人との会話
お腹 すいたね どこか行く?
近いから ジョリーパスタにしよう
内心 (*´Д`)はぁ またジョリーパスタかぁ
炙り明太海鮮クリームパスタ
名前も うろ覚え
長時間
互いに 遠慮しながら飲んだり食べたりした後だけに
空腹感は あれど
食欲もわかず それでも完食し
帰りには 土砂降りにあい 傘を拝借して
ようやく車まで
たどり着く始末
今度は ステーキでもご一緒に
と誘われましたが いつになることやら
意外と 時期は 早かったりして
教訓
夫を残して 先に逝っては ならない
年齢を重ねるごとに 女性は 可愛くならねば ならない
みゃ
しーちゃん 女の子 1歳
あたちには 関係にゃいにゃ
ここは 極楽極楽じゃ