腹式呼吸;補足4
お久しぶりです。
トレーナーSです。
だいぶ間が空いてしまったのですが、補足を続けたいと思います。
海外のメソッドは日本人には逆効果?
なぜ、海外のメソッドを日本人にそのまま使うと、効果が上がらないばかりか、喉や体を痛める人が多いのか?
それは、先天的骨格や文化生活の違いにより、日常の姿勢に独特な偏りが生じ、普段使っている筋肉の傾向が全く異なるからです。
...と、難しい言い方になってしまいましたが、
要は、普段の姿勢できたえられている筋肉が、真逆な位に違うからなんです。
一般的な傾向として、
日本人は腹筋が強く背筋が弱く、
欧米人は背筋が強く腹筋が弱い、
という事が言われています。
(実は、正確には「強い」ではなく「縮みやすい」)
その為に、欧米人にはたやすい姿勢や感覚が、日本人には解りにくいのです。
だから、日本人の体の特性を無視したメソッドでは効果があがりにくいばかりか、時に有害であったりするのです。
必要なのはそれぞれに合ったメソッド
特に、腹式呼吸は、海外のメソッドの場合、胸が自然に開いているのが前提です。
が、
千人ほど日本人の生徒さんを指導してきて、すぐに欧米流のメソッドができるほどに胸の開いている生徒さんは、数えるほどしか居ませんでした。
中でも、今までの補足で見てきた、
横隔膜の勘違いから、
「間違った腹式呼吸の訓練」で、胸を開く事ができなくなってしまっている人が本当に多かったのです。
どんなに優れたメソッドでも、今の体の状態に合わなければダメだという事なのです。
(そこは、メソッドを生徒さんの体に下ろす教師の腕次第なのですが)
腹式呼吸ができていない→原因は胸が開けない(肋骨が使えない)→では、どうしたら開く事ができるようになるか
そんな風に、なぜできないかを分析して(大体は、一目でわかりますが。笑)、
そこを教えるのが、私たちトレーナーの仕事です。
例えば、
音楽担当のぐらはむさんが書いてくださったエクササイズ、とても有効で、ぜひぜひやっていただきたいのですが、ちょっとした注意点があります。
簡単にできる人は、そのまま訓練を続けてもらえれば、絶対にプラスになります。
が、
全くできない人には、理由があります。
そして、そこを改善すれば、できるようになります。
次回からは、その辺を補足してゆきたいと思います。
トレーナーS