腹式呼吸:補足その1
トレーナーSです。
はじめまして。
ピラティス&ヴォイスレッスン担当の、"トレーナーS"です。
引越しなどありまして、すっかり出遅れてしまったのですが、できるだけ皆さんのお役に立てるように頑張りますので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
こちらでの私の担当は、人の体がどうなっているか、どうすれば効率良く体や声を使う事ができるかを、解剖学的に正しく、そして解りやすく説明する基礎の部分です。
実際のレッスンでは、それを身体に叩き込む(笑)役目を仰せつかっています。
ですので、ボディやヴォイスについての記事を読んでいて分からないなぁ、という場合は、私の記事を読んでもらうと、助けになるかもしれません。
腹式呼吸でも胸は動く
早速なのですが、「腹式呼吸」についての補足をしますね。
え~っと、多分名前が良くないんだなぁ(^_^;)
腹式呼吸=お腹が動く
胸式呼吸=胸が動く
と説明されてしまう事が多いので、
腹式呼吸=胸が動かない
という誤解をしている人が日本人には多いのですが、大きな間違いです。
もう、これホントに大きな誤解!
その誤解のせいで、胸を固めてお腹だけベコベコさせて、音程が悪くて硬い声しか出せなくなっている人が、もー、もぉぉおっ、本当にっ!多いっっっ!!!(某深夜アニメ風。笑)
「合唱を○年やっていました」という人ほど、直すのが大変でね~(T_T)......え~、コホン、
ちょっとグチりが入りましたが、本当に矯正に苦労いたします。
腹式呼吸でも、胸は動きます。
それについて、詳しくは「腹式呼吸:補足2」を書きますので、しばしお待ちを。
済みません、トレーナーS、割と多忙で、携帯から(スマフォではない。笑)打つ事が多いので、字数制限がキビしいのです(^_^;)
腹式呼吸でも胸が動くキーポイントは、横隔膜(おうかくまく)と肋骨(ろっこつ)との甘く切ない関係にあります。
これの関係を誤解してしまうと、練習すればするほど声が硬くなる、という、しょっぱい現実に直面する事になります。
胃に手を当てて、「横隔膜使って!」とかいうのは、カルト宗教に近いので、まぁ、信じない方が無難ですね~。
次回
■腹式呼吸:補足その2