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Flicker's Style

好きこそ物の上手なれって言うじゃない。

先日、子供の幼稚園入園をきっかけにカメラを買い換えました。

今までは当時流行っていたこともあり単焦点レンズのGR-2を使っていましたが、やはり入園式や運動会など離れた所から撮影するにはちょっと厳しい。
なので、コンデジのいいやつかミラーレス一眼か迷いに迷ったのですが、ミラーレス一眼でイメージセンサーがフルサイズ一眼と同等とうたっているSony NEX-5Nに英断した次第です。

ソニー デジタル一眼α NEX-5 ダブルレンズキット ブラック NEX-5D/B/ソニー


今まで使っていたGR-2は単焦点なのでズームが全くできません。
大して予備知識もないまま買ったので、当時は正直「失敗したな、、、、」と思いましたが、、、

せっかく買ったので頑張って使うために「焦点とは?」「絞りとは?」とか色々勉強できたし(しないとまともに使えなかった、、、)、自分なりにズームを使わない場合の構図とかを工夫したという意味ではいい経験になったと思います。

制約が工夫を生むということですね!


せっかく買ったので、同じ時間に同じ方向で撮って比べてみました。
※NEX-5Nはレンズキットの単焦点レンズ(16mm F2.8)を使用しています

GR-2で撮った景色
送信者


NEX-5Nで撮った景色
送信者 2012年5月9日


GR-2すげーがんばってる気がする。
空の色を見るとやっぱり色味の表現がNEXのほうがイケてる。
でも、もっと差が出るかと思ったけど、、、、、










サイバーエージェント流 成長するしかけ/曽山 哲人
¥1,470
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サイバーエージェントで実践されている制度、仕組みなどを紹介
改めてなぜ今の人事制度ができているかを経緯も含めて理解できたのでとても参考になりました。
制度ができた背景を知って、その制度によって会社も自分も十分なパフォーマンスを出していくことが重要だと感じました。



アジャイルサムライ-達人開発者への道-/Jonathan Rasmusson
¥2,730
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アジャイルとしてはどちらかというとScrumがカバーするようなプロジェクトリーディングにおけるお話。
中でもインセプションデッキとして紹介されているフレームワークはユーザーサービスのような要件やビジョンがぶれやすい開発には非常に有用だと感じました。

早速、自分の担当プロジェクトでも「エレベーターピッチ」「なぜ私達はここにいるのか」「ご近所さん」を導入してみました。

特にエレベーターピッチは全員の進むべき目線が合うという意味ではとてもいい取り組みになったと思います


テスト駆動開発入門/ケント ベック
¥3,150
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実は読むの初めてでした。
本当は最初に読むべき本なのでしょうけど、ストイックにテスト駆動開発を説明しているので「TDDとは?」を表面から知りたい人には不向きかもしれない。
がっつり読む込む意識があるならおすすめです。



Gitによるバージョン管理/岩松 信洋
¥2,940
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gitは本当に一人でしか使ったことがないので、本格的にチーム導入するにあたり読んでみました。
内容としてgitのよく使われるであろうコマンド群をベースに幅広く紹介されていて、ケーススタディとしてわかりやすい例え話も出てくるので、わかりやすかったと思います。
しかし、結局この手の本は読んだ所で自分のモノになるわけではないので読んだあとにどれだけ自分で実践できるかがキモだと改めて感じました。



Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門 (Software Design plus)/松信 嘉範
¥2,709
Amazon.co.jp
最初のほうは本当にデータベースの基本的な知識を紹介していて、ちょっと期待はずれかと思っていましたが後半にかけてmysqlのコードリーディングも踏まえてハック方法の解説に入ってきて突然難易度が上がりました。

データベースの基礎からOSSの考え方、また不具合に遭遇した時にOSSならではの解決方法を提示しているので、新卒2年目あたりのWEBサービス会社で働くエンジニアにはちょうどいいかもしれません。




リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす/エリック・リース
¥1,890
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最近の読んだ本の中ではかなりの当たりでした。
先日、Agile Japanに参加した時にリーンスタートアップジャパンの人のワークショップがありとても感銘を受けました。
倉貫さんもブログで書かれていますが、何よりエンジニアがビジネスに対して少しでも興味を持つきっかけになる本だと感じました。

そして何より、一番重要なのはこのプロセスは起業だけでなく企業内の新事業を進める上で強力に働くのではないかと私は思います。
今のプロジェクトでも隙を見てどんどんこのプラクティスを入れ込んでいこうと思います。


サイバーエージェント流 自己成長する意思表明の仕方 ― 「キャリアのワナ」を抜け出すための6カ条/曽山 哲人
¥1,500
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新人からベテランまで社会人として会社で働く上で「そうそうこれこれ」となるようなケース別に紹介。
正直、私も「う、、、、」と思うようなワナにかかっていることが指摘されたような箇所がありました。。。

両親が五月人形を買ってくれるというので浅草橋へ。

大きな地図で見る

JR浅草橋降りたらすでに客引きが数人いた。(まぁ子連れで明らかにじいちゃんばあちゃんと歩いてたらターゲットにされるだろうけどw)
とりあえず全部無視。

大手(吉徳とか久月とか)回ってみたけど、なんとなく「うちは老舗ですから」的な態度が気に入らなかった(聞いてもいないのに、ウチは割引交渉しませんから。とか言われた)ので、裏のほうのお店へ。

母親が道沿いでもらったチラシを見て、人形の昇玉に入ってみた。

すげー積極的なオバちゃん営業についてもらったが、その人の知識量が半端ない。
いろいろ相談にのってもらって、気に入ったものを選べたので満足。
値段交渉やオマケの付け方も勢いがかなりベンチャーだった。

人形を贈る時に箱とかに「吉徳」とか「久月」とか入ってるとやっぱブランド名としての価値はあるんだろうけど、結局は人形の職人で価値や品質が決まるみたいなので大手で買わなくてもいいだろうという判断。
(同じ人形職人でも大手でも、そうでないお店でも仕入れていることが多いらしい)

冠婚葬祭に関連する老舗企業ってやっぱなんかアレなんだよなー。

昨日参加したアジャイルジャパン 2012 東京サテライトで紹介されていた動画に、私が目指している組織や働き方や理想やポリシーがまさに凝縮されていた。


英語ですが音声付きで再生することをおすすめします。
日本語字幕付きはこちらから。
※動画プライヤー下部のselect languageからJapanese(日本語)を選択してください。












書こう書こうと思ってもはや忘れかけて来ているので殴り書きで挙げておく。


リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法/Andy Hunt
¥2,940
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なんかプログラマ関係なく優秀な人はこういうことを習慣的にやっているんだろうなといった印象。
ぶっちゃけエンジニア関係ない気がした。

Googleの全貌/日経コンピュータ
¥2,100
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Googleのことがよくわかりました。
やっぱり一人のエンジニアとしてワクワクすることをする会社だよね

[Web開発者のための]大規模サービス技術入門 ―データ構造、メモリ、OS、DB、サーバ/イン.../伊藤 直也
¥2,709
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この本はすげーいい。
新卒エンジニアへの教材としてもうってつけではなかろうか。
高トラフィックシステムの開発・運用の勘所がかなり詳細に解説されている。

ふつうのLinuxプログラミング Linuxの仕組みから学べるgccプログラミングの王道/青木 峰郎
¥2,940
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C言語の入門には何がいいか同僚に質問したらこの本を推薦してもらった。
たしかにすげーわかりやすい。
ライブラリを使う時の初心者がはまりやすいポイントとかも紹介。
簡易WEBサーバを実装してみようのパートがあるので写経して実際に動かしてみたので、とてもためになりました。

みんなのPython 改訂版/柴田 淳
¥2,940
Amazon.co.jp
これも良書。
私はまだ初心者なのでリファレンスとして近くに置いておきたい。
(電子化したのでいつでも見られるようにしたけどw)

JavaScriptパターン ―優れたアプリケーションのための作法/Stoyan Stefanov
¥2,940
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これもよかった。
私はjavaが一番得意なのでクラスベース言語以外でのセオリー的な設計パターンを知ることができるので良い。
すでに色々なライブラリのソースを読んだりしていて、ある程度いろんな人が書くjavascriptの設計パターンを知っている人には物足りないかも。

プログラミング言語C 第2版 ANSI規格準拠/B.W. カーニハン
¥2,940
Amazon.co.jp
これもC言語の入門書でおすすめされたので購入。
標準規格のC言語のリファレンスとして手元に置いておきたい一冊。
(これも電子化したのでいつでも見られるようにしましたw)

OpenCL入門 - マルチコアCPU・GPUのための並列プログラミング -/株式会社フィックスターズ
¥3,675
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OpenCLの入門書って感じでした。

エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 (IT Architects’Archive ソフトウ.../エリック・エヴァンス
¥5,460
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去年のQCon Tokyoでエリック・エヴァンスが来日したセッションに参加したので買ってみた。

ドメイン駆動という概念がいまいちまだつかめない。
リアルなものをある側面や切り口で抽象化したものをモデル。
そのモデルに対しての問題(ドメイン)を解決するための手法?
ちょっと重厚すぎて途中で読むのを諦めました。
またいつかチャレンジしたい。

オープンソースソフトウェアの育て方/Karl Fogel
¥2,940
Amazon.co.jp
育て方でした。
あまり印象に残ってない。

GIGAZINE 未来への暴言/山崎恵人
¥1,575
Amazon.co.jp
だいたい悪口が書いてありました。
久しぶりに損した気分の本に出会った。

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)/ジェイソン・フリード
¥1,155
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とてもいい言葉が書いてある本。
新書なので手軽に読めるのも良い。
エンジニア関係なくスピードを持ったクリエイティブな仕事をする場合に心がけたいことがたくさん書いてある。

ファミコンの驚くべき発想力 -限界を突破する技術に学べ- (PCポケットカルチャー)/松浦 健一郎
¥1,449
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意外と内容が濃かった、、、
ビットの取り扱いの工夫とかついていけなかった。
しかしファミコン時代のプログラミングは今とは全く違うということはわかった。
この時代のプログラマからしたら俺みたいなプラグラマはゆとりの何者でもないんだろうな、、、、、






明けましておめでとうございます。

毎年の目標をここで自分へのプレッシャーをかける意味も込めて宣言していましたが、あまり達成できていません。。。
なので、もはや目標というよりは今年の行動指針ぐらいの感覚で決めてみました。

・アウトプットに重心を置く
・継続的な運動


・アウトプットに重心を置くことについて
私が思っているのは働いていく上ではインプット(机上的な意味での勉強、読書、勉強会、調査など)とアウトプット(サービス開発、手を動かす、ブログにまとめるなど)は両方とも重要なのですが、人生におけるタイミングによってそのバランスは常に変化させる必要があると思っています。

ここ数年は若干インプットに偏りすぎだと思っています。(正直、アウトプットより楽なせいも影響していると思いますが)
なので、今年以降しばらくはアウトプットに重点を置いていきます。
キャリアとして今は長期的な投資としてのインプットよりは短・中期的なアウトプットが自分のためにも会社のためにも必要だという私なりの判断です。


・継続的な運動について
二十歳ぐらいから続けていたバスケも育児+引越しによりここ一年ほど遠ざかっていました。
年齢の影響もあるんでしょうが、ここ一番がんばりたいときに無理な働き方をするとダイレクトに体調に影響することがわかってきました。
※主にプログラミング時などに頭が回らなくなる

ムキムキになるつもりはありませんが、それなりのハードワークに負けないぐらいのコンスタントな運動として3回/月以上の運動を心がけようと思います。


その他はその時々に応じて思いつきでやっていきたいと思います。
あ、もちろん家庭環境は最優先で取り組みますよ(*´ω`*)






今年ももう終わりです。
皆様どのような一年でしたでしょうか。

ブログを書く頻度が少なくなってからも年忘れブログエントリーだけは書くようにしています。

私個人的な今年の出来事を4つ挙げるとすれば
・地震
・二人目(長男)誕生
・初めての手術
・仕事

でしょうか


東北地方太平洋沖地震について
地震についてはこちらの記事に書いた通り、地震当日に有給をもらってサンリオピューロランドに遊びに行っていたため、まさかの遠方での被災となったわけですが運良く自宅に帰ることもできて最小限の被害で乗り越えることができました。
とはいえ、災害の脅威と家族がいることの責任感を改めて考えさせられる出来事だと痛感しました。




二人目の子が生まれました
2011/9/21に二人目の子である朔太郎(長男)が生まれました。
偶然にも私自身が別病状で手術の日でもあり、まさかの夫婦同時入院となりましたが、産後はすぐ近くで子供を見ることができて(病棟同じだし)まぁ運がいいということにしておきました。

※生まれてから3分後



人生初入院・初手術について
上述の通り今年はじめて手術を行いました。

病状自体は大したことではないのですが、けっこう奥深くまで腹部を切ることになったので術後はだいぶ辛かった思い出となっています。
実際に入院・手術をすることによって、生命保険や健康保険の仕組みなどを勉強しなおして人生経験としてもためになることは多かったです。

ちなみに入院した病院はとても素晴らしく、東京江東区生まれの私としてはこの病院があるだけでこの世田谷付近に一生住んでもいいと思えるぐらいです。(ちなみに我が家の子供はふたりともその病院で出産しています)
※どこの病院か知りたい方は直接連絡頂ければと思いますw



仕事について
仕事については正直言って、今年については何もアウトプットを出せていないと思っています。
もちろん、技術的なところや個人的な学習という意味ではいろいろ得るものはありました。

Webアプリケーションエンジニアから入った私としては、
・iphoneという小さい端末上で動くC言語アプリケーション(Objective-CですがC言語の基本も知らなかったので)
・小さい端末がゆえのパフォーマンスに対する厳しい考え方(Webプラグラマはスケールアウトの設計がデバイスプログラミングに比べて比較的簡単なので、端末上でのプリミティブなチューニングは非常に刺激的でした)
・iOS SDKの設計思想やなぜObjective-cをなのかという追求する姿勢
らへんが強く印象に残りました。

android開発は上辺の知識しか知りませんが、今のところjava言語に慣れている私としてはiPhoneプログラミングのほうが刺激的なところが多かったのではないかと思っています。




2011年まとめ
二人目が生まれて家庭生活も目まぐるしく変わっています。
来年は上の子が幼稚園、下の子は歩き出したりでまた違った忙しさが出てくると思います。
しかし、この忙しい中で二人の子供を育てつつ、一緒にいてくれる妻には本当に感謝しています。

仕事面では2年前ぐらいからかなり視野の違った経験をさせてもらっているが故に自分の今後の成長する方向性がだいぶ絞れてきたと思っています。
・(会社関係なく)一人のエンジニアとしてどういうプロフェッショナルになっていくのか?
・それはこの会社にどういう貢献ができるのか?
という両軸で今後も考えていくことになると思います。

来年も家庭も仕事も個人もいろいろあると思いますがいい年になりますように。
皆様よいお年を!







先日会社の同僚に誘われて初めてスポーツジムに行ってきました。
ここ一年ぐらいバスケにも行けない日々が続いているので、運動不足をどう解消しようが悩みはするも実行に移せないままダラダラ過ごしていたのですが、、、

会社の近くあるコナミスポーツクラブ渋谷を利用してみました。

大きな地図で見る

IT関連で働いている多くの人(というか会社)が入っているであろう関東ITソフトウェア健康保険組合保険証を見せると都度会員でも一回1000円ぐらいで利用できます。
手ぶらで行って、全てレンタルで揃えられるレンタルセット(運動着、靴、タオル、水着など)も1000円ちょい。

なので、本当に思いつきで手ぶらでいっても一回2000円ぐらいで利用できます。
これは良い。


今回ははじめてなので、軽く同僚にマシンの使い方を教わりつつ、ランニングマシーンで30分ぐらい走って終了。
それでも絶賛筋肉痛です。


あ、ちなみに筋肉つけたいわけでもなく、特別痩せたいわけでもなく、今回はあくまで体力作りが目的です。
※なので、ジム終了後はビールもおいしくいただきます。

先日の入院後から体力の低下が著しい(年のせいもあるんでしょうけど)ので、モチベーション続く限り週一ぐらいで頑張って通えるようにしたいところです。








新生児はおおよそ一ヶ月は外出を控えるように言われているそうです。
しかしうちのように上の子がいたり、そもそも実家が地方で両親のフォローが受けられない場合はいろいろと大変だと思います。

特に妻の普段の生活で必須になる「買い物」に行けません。
ということは食事が作れません。

これは大変ということで妻がどこからともなく見つけてきたワタミタクショク
和民グループが展開している惣菜のデリバリーサービスです。



夕飯向けに惣菜をデリバリーしてくれるサービスですが、時間指定はできません(不在の場合は玄関前に宅配ボックス的なので置いておくというのも可能みたいです)
試しに使ってみたところとても充実した惣菜内容と味の品質何より価格も手頃(一食分で600-700円)なので今も利用しています。
※もともとは高齢者をターゲットにしたサービスなんでしょうか


3歳弱と新生児を育てる忙しさの中で夕飯を作る手間を省けるだけですごく助かるとのことで子供を産む予定のある方にはすごくおすすめです。

さらには一人暮らしで中途半端に自炊するぐらいなら安く済むし、何より野菜を中心とした栄養バランスの良い食事を毎日この値段で配送してもらえるのは独身でも利用する価値があると思います。
ゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム/Dave Gray
¥2,730
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知的労働をビジネスプロセスとしてのPDCAとして考えるよりは、創造的で探索的な手法、つまりゲームとして置き換えるための方法論集。
日本語訳が微妙なのか、原著からそうなのかわかりませんが全体的に面白くなかった。

せっかく創造的なプロセスをゲームという形で置き換えているのに、まったくワクワク感が伝わってこない。
よくあるブレインストーミング手法(付箋に各々がアイデアを記載してあとからカテゴライズするみたいな)を大量に紹介していますが、なんか本当に淡々と手法を書いてあるだけ。

これだったらスゴい会議とか他の会議手法本のほうがひとつの方法をいろんな視点から紹介されている本のほうが有用だと思う。

そもそもゲームストーミングとは?というところが遠まわし過ぎてまったく頭に入ってこない。
それぞれのゲーム紹介も何が面白いのかわからないので、それで会議が捗る気が全くしない。
残念な本でした。



Java: The Good Parts/Jim Waldo
¥2,310
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Javaの言語実装としての機能を改めて「なぜイケてるのか」を紹介。
例外やパッケージなどJavaの独特の機能はそれがなぜJavaに採用されているのか? 採用されていることによって何がイケてるのか?を説明。

個人的にはメモリ取り扱いまわりが特に良かった。
Java(言語)はなぜポインタがないのかというところがすっきりした。
まぁまぁ

オンラインゲームを支える技術  --壮大なプレイ空間の舞台裏 (WEB+DB PRESS plus)/中嶋 謙互
¥3,024
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このシリーズは本当に内容が濃い。
この本も最初はオンラインゲームのシステムアーキテクチャを紹介しているのかと思ったら、オンラインゲームを創る上での非常に実践的な内容を細かく紹介しています。
どういうプロセスでどういうドキュメントが必要で、設計する際はどこまで見るのか、その時にインフラのキャパプラはどのように行うのかなど。

この本を読んで思ったのは、やはりプログラマという意味ではゲーム開発者が一番プログラマらしいプログラマだよなと思いました。
ハードウェアからOS、言語の仕様までゲームを作る上でそれぞれのレイヤーを極限まで使いこなすというが本当に職人技なんだなと思いました。

WEBエンジニア上がりの私はこの本を読んで、自分がプログラマと名乗るのはちょっと躊躇したくなるぐらいです。
ガベージコレクションのアルゴリズムと実装/中村 成洋
¥3,360
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難しそうな本だったので「そのうち読もう、、、」と思っていたのですが重い腰を上げて読んでみました。
結果としては前半でGCの主要なアルゴリズムを紹介していますが、簡単に丁寧に説明してくれているのでじっくり読めば理解できました。

javascript(V8)やpythonインタプリタで使われているGCアルゴリズムも「へー」と思いましたし、業務でも使うJavaで使う世代別GCについても実際に内部での動きはこういうアルゴリズムを組み合わせて実現されているのかというところは、すごくタメになりました。

あとandroidのJVMであるdalvikは世代別GCじゃなかったんですね、、、
android開発するときはdalvikの動きや仕様を弄るのが面白そうですね。(ハマリそうだけど)