広告するから売れない?! | マーケティングコンサルタント 東海 等のパワースポット的ブログ

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こんにちは。

マーケティングコンサルタントの東海等です。

今日もブログを見に来てくれてありがとうございます。

嬉しいです。



さて、夏のボーナスの話題が出てきて感じたこと。


GDPが右肩上がりを続けた時代の80年代90年代、

消費に対して今と比べられないぐらい前向きだったと思う。

給料が出たらおいしいものを食べ、ボーナスが出たら

新しい家電やクルマを買い、長期休暇には海外旅行に

出かけた。(一般的なお話です。)

そうするものだと思い込んでいたし、消費は人生の

楽しさだと思っていた。

だけど、そんな積極的な“消費者はどこに行って

しまったのでしょうか?



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そもそも“消費という言葉をよくよく考えると

かなり刹那的だ。


“消えて費やす。”


なんだか何も残らないみたいな感じ。

実際、消費をしても大したものは残らない、

なんとも虚しい行為が消費だったのだ。


そして広告は消費に対応していた。

消費させるためにあの手この手で人びとを誘う、

それが広告の役割だった。

広告とは消費喚起装置に過ぎないし、そこに載せる

コンテンツは、広告に人びとを寄せ集める

誘蛾灯みたいなものだった。


今の消費者は、90年代までのように

どんどん消費しようなんて思わない。


お金を使うたびにに真剣に考える。

検討する。

比較する。

話しあう。


そのような人びとに対し、消費を喚起するだけの

広告が有効なはずはない。

広告はソーシャル化する必要があると思う。


考え、検討して買うかどうか決める人びとに

ソーシャルメディアは機能するはずだ。


ライフスタイルに合った消費しか行われなくなっている

現代社会での広告というものは、時代に合った

ライフスタイル提案型、あるいは、商品やサービスの

体験価値提案型となるだろう。