『ああああー、授業に遅れそう。。。でも、お腹空いてるよー』
息子から相変わらずの力が抜けそうなメッセージが娘と筆者に届きました。一昨日のことです。
学食に駆け込んで、ゲットしたのがこれ。授業まで後5分
バッファローチキン(スパイシーなバーベキュー味)のラップ。ちょっと健康的かも。
午後からの授業に遅れるなんて、しっかりしろ、と言ったら、リモート面接だったんだと返事が返って来ました。
ちょっと安心しました。
就活の話はタブーだと釘を刺されているので、こちらからは聞けないんですけど、偶然、教えてもらいました。ほうほう、面接だったっんだ。。。
面接してくれたのはグルーバルな工学デザイン会社のボストンオフィスだったようですけど、ニューヨークのオフィスの方がいいんじゃないのそっちのマネージャーに紹介してあげるよ、と言われたらしい。うーーん、これって、ボストンじゃあ要らないって言われてるんじゃないですかね。ちょっとなあ。
夏にインターンをした会社からもアプローチがあったようですけど、もっといいところに行けるんじゃないかと色気を出しているようです。親としては、そこでいいから、早く最終オファーをもらって欲しいと思うんですが。。。不良債権にだけはなって欲しくない。6年間も学費を払ってますからねえ。それじゃなくても、息子の大学はアメリカで2番目に学費が高いんですから。これ以上、扶養なんて絶対できない
アメリカは日本と違って、横並びで新卒が一緒に就職することはないと思ってたんですけど、やっぱり新人はすぐ使い物にならないのか大企業は、新卒のためのプログラムというのがあるようです。
娘も金融機関の2年間トレーニングプログラムに入って、半年毎に部署を動きました。(と言っても、プログラムが終わる前に転職しちゃいましたが。。。)工学部卒にも色んな部署を経験させてくれるプログラムがあります。こんな感じの募集。
この会社、ICBMを製造してる。うーーん。工学部だと花形は軍事産業なんですかねえ、やっぱり。
他の会社の新卒プログラム募集もお見せしましょう。
気づきましたここも、シークレット・クリアランスを受けないといけないって書いてある。うーーん。やっぱり。
はっきり言って、工学部卒の勤務先は、アメリカ国籍であることだとか、CIA並みのセキュリティ・チェックを求めるところが多くあります。企業秘密を外国に持ち出されるのも困るし、軍事産業だったら、それこそ秘密満載でしょうからね。
それにしても、息子の就活候補先は、どこもちょっと怖い気が。。。やりがいはあるんでしょうけどね。ちゃんと、気持ち的に折り合いをつけて、そういう会社には入って欲しいもんです。じゃないと辛いような気がするので。
ご参考までに、某エアロスペース企業の採用条件を記載してみますね。
採用条件:
*大学卒業、またはそれ以上。修士以上が好ましい
*成績が3以上(つまりB以上)
*エアロスペースまたは機械工学専攻
*ロボット、ナビゲーション、コントロール関連のソフトウェア開発能力
*Nastran/Patran, Matlab、C++等のコンピューター・デザイン・プログラムが使える:
*高い分析能力
*チームプレーヤー
*対人、組織能力要
*優先順位をつけて仕事が出来る
*ワード、エクセル、パワーポイント、アウトルック
*ディフェンス・シークレット・セキュリティ・クリアランスをパスすること
*アメリカ国籍
さあて、どうなるんですかねえ。とりあえず、自分の行動に責任を持って、身綺麗にしておくことですかね。
どちら様も受験や、就活に頑張って下さい。そして親御さんは、出来るだけ知らん顔をする様、頑張って下さい。(自分に言い聞かせてるんですが。。。)
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