姪の結婚式に行って来ました。東海岸の有名なリゾート地ケープコッドまで。
やっと、インターンを始めたばかりの息子もピッツバーグから参加しました。生まれて初めての結婚式なので、不参加なんて絶対考えられないと言って。飛行機代とホテル代は、親が出すと思っているので、気楽です。まあ、いいですけど。
(この橋を越えたら、ケープコッド。生憎の曇り空)
(摂氏7度で、めちゃくちゃ寒い結婚式。披露宴は屋内でしたけど)
結婚式の前に無理やり、息子を眼鏡医に連れて行って、メガネを作らせました。
息子は、右眼は1.5、左目0.7 です。両目だと全く問題ないので、メガネとは無縁の人生を送って来たんですけど、インターン先で工場での操作の規定で、両目とも1.0以上の視力を要求されます。この規定で息子はインターン先の人事と揉めて、仕事開始が1週間も遅れました。上司が間に入って、工場視察はさせないという1筆を入れて、仕事につきました。やれやれ。
パイロットじゃないんだから、そんな規定は理不尽だと息巻いている息子に言いました。
『会社の雇用条件なんだから従うしかないじゃないの。嫌なら他の会社に行くしかない。企業のやり方を問題視しているのなら、あんたは、エンジニアじゃなくて、労働組合をサポートする弁護士になってそっちで頑張れば。』
インターン時に色んな経験をさせてもらうのが本筋なので、工場に入れないのは大問題だと息子を説得して、眼鏡医に連れて行きました。検眼費用、メガネ代は親持ちで。本当にメンド臭い男です。
気になって、就活関係の記事を物色していたら、面白いのを見つけました。
会社は、優秀な人材よりもリスクの少ない人材を好む
なるほどそりゃそうだ
リスクを犯しても取りたい天才的な人材ならまだしも、新卒の大学生だったら、実績なんて無いんですから、無難な人材がいいに決まってる。プロジェクトで1人突っ走って、問題を起こされるよりは、決まったことをちゃんとこなすチームプレーヤーが欲しい。
息子程度の人材なんて、履いてすてるほどいるんですから。息子の配属されたイノベーション部には、インターンは他にいないようですけど、他の部のインターンに2人会ったと言ってました。どちらもアイビーリーガー。会社は、大学の評判だとか、成績だとかで求めるレベルをクリアしていれば、後は、リスクの低そうな人材を取るに決まってますよね。うーーん、うちのバカ息子はよく雇ってもらえたもんだと、こっそり思ったりして。
(息子の夏の住処)
ピッツバーグに戻る前に言い聞かせました。
『インターンでの目標の1つは、本採用のオファーに漕ぎ着けることだよ。上司との関係も大切だけど、人事との関係も凄く大切だからね。これ以上、揉めないこと。視力は問題ないとプロファイルにアップデートをお願いしなさいよ』
分かったんですかねえ。痛い目にあった方がいいのかもしれません。。。。もう、イヤだ。
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