『お母さん、トイレットペーパーがない』
坊ちゃん、そんな事を夜10時半に言われてもねえです。トンチキな息子から、トイレの紙が無いとフェイスタイムのコールがいきなり来ました。
娘がアパートを出て行ったその夜ですよ。もう、いい加減にして欲しい。そんなことで、ハドソン川を挟んで対角線上にいる母親を呼びつけますかねえ。直線で3マイルでも、車で20分ですけど。。。
どうやら、ちゃっかり娘がたった1巻残っていたトイレットペーパーを引っ越し先に持って行ってしまったらしい。最後の最後まで、双子は取り合いをしている。はははは。
今時、ベタな少年マンガの主人公だって、こんなおバカなことは言わないですよね。ああああー。
近所の店も日曜日の夜だし、閉まっているらしい。マンハッタンだし、探せばトイレットペーパーくらいあるんでしょうけど、如何せん、余裕がない。
結局、以前トイレが詰まった時にお世話になったお隣の部屋の同じ大学の学生にロールをもらったようです。カッコ悪い。今更ですけどね。しょーもない。
卒業制作や期末テストで、週末もなく大学にほとんど『住んでいる』息子は、買い物に行く余裕もないし、デリバリーも時間がかかると泣きを入れるので、お人好しの母親は、翌朝8時にコスコで買いためていたトイレットペーパーを10ロール届けました。ついでに、卵1ダース、ベーコン、スパゲッティの2箱も。非常食になるかと。(大学の学食でほとんど食べてるようですが、まあ、息子が作れるメニューはこれだけだろうと思ったので)感謝して欲しいなあ。
口は達者な息子ですけど、信じられないくらい、生活能力が欠如しているようです。
そんな息子は学部の卒業まで、カウントダウン中です。
やっと卒業制作も終わって、先日、クラスでプレゼンしたらしいです。
タンカーが流失させた石油を取り除く装置を作ったらしい。何分の1かの装置を実際に作って、それを実地で使う様子をビデオに撮って、クラスで発表。この子供用プールが海の想定。へえ。
工学部全体で、展示会があると言うので、『これだけ、あんたに貢献してるんだから、見に行きたい』って言ったんですけど、小学生じゃないから、来ないでくれ、と言われました。
普段の行いから考えると、小学生と変わらないと思うんですけど。。。
ってことで、卒業式まで、あと2週間です。やれやれ。
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