こんにちは、藤田かおりです。
先日、キャリアカウンセリングに関する勉強会に参加してきました。
勉強会は興味深いものでしたが、
それ以上に充実した時間になったのは、懇親会。
おいしいものを食べながら、
キャリアのサポートにたずさわる多くの仲間と情報交換し、
交流するのは、とても有意義なものでした。
実は、その後から、お仕事において
さまざまなご縁をいただいています。本当にありがたいことです。
ちなみに、この勉強会とは
まったく関係ないところからもお話をいただいています。
今回は、人に話すことによって得られる効果についてまとめてみました。
(うさんくさい話ではありません 笑)
1 思考を言語化することができる
「人に話す」ときには、
自分が考えていることを言葉にする必要があります。
相手に分かるように説明を加えたり、
質問に答えたりして、
自分の思いが互いに共有できる形になっていく…
そうなった時点で、あなたの思考は完全に言語化され、
アウトプット(成果物)になります。
(会話を通して成果物を手に入れることをサポートする、
というのは、「支援対話」の根本ですね。
「聴く」ことの効力を感じるところでもあります。)
2 自分に覚悟ができる
『自分で言ったことには責任を持つ』という言葉の通り、
自分が人に話したことには、自然と覚悟ができるもの。
(覚悟を持たなければならない、というものでもありますが…)
面接のような正式な場ではなくても、
自分の考えを人に伝えることは、自己PRそのものです。
人に話したことで、私はこうだ!という気持ちが固まった経験が
ある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
3 必要な情報が集まってくる
情報は、求めた人のところに集まってきます。
求めた人というのは、行動を起こした人のこと。
例えば、インターネットで情報を得ようと思ったら、
自分でキーワードを考えて
検索欄に打ち込んで探す必要がありますよね。
誰かに質問するにしても、自分からたずねないと
求めている答えをもらうことはできません。
人に自分が思っていることを話すことで、
話した内容に関連する情報が集まるようになります。
4 人の記憶に残すことができる
「思考を言語化する」プロセスは記憶に残りやすいと感じています。
○○さんって~~のお仕事をしているんだって。
○○さんは、△△をしたいらしいよ。
○○さんが、××を始めるって言ってたかな。
ポイントは、共有化した内容が記憶に残っているということ。
自分の言葉を、他の方が代弁してくれている状態です。
5 自分の味方やサポーターが現れる
3や4のように情報や人が集まってくると、
自分を理解しサポートしてくれる人が現れてきます。
真摯な思いを持っていることはもちろん大切ですが、
その思いを共有し外へとつなげていく
『一歩』を踏み出す努力をすることも重要なポイントです。
自分の思いを人に話すことを
気軽に始められる『一歩』と考えてもいいかもしれません。
あなたは最近、誰にどんな話をしましたか?
今のあなたが言葉にしたい思いとは?
あなたが、人に話をすることを通して何か得たことや
気が付いた経験があれば、ぜひコメントで教えてください。
