社労士は難しい試験ですが、テキスト選びや学習法を間違えなければ、独学でも短期合格は十分可能です!



今日は、テキスト選びのコツについてお伝えします。




社労士独学合格のための【5つのポイント】

1-① 教材選び【基本書編】 



 

1.教材選びはどうする?

 

最も大事なポイントは「自分に合うな」と思う教材を選ぶこと!


これに尽きると思います。

 

具体的にどのように選べばいいのでしょうか?

順番に解説します。


 

  ① できるだけ大きな本屋さんへ行く


ネットで「社労士試験 教材 おすすめ」などと検索すれば、たくさんの情報が出てきますよね。



クリックひとつで購入できる便利な時代ですが…

ここはあえて「実際に手に取って選ぶ 」ことをおすすめします!



「本屋さんまで行くのは面倒だな...」

と思われる方もいるかもしれませんが、1年間使う教材選びに、数時間程度の投資は十分な価値✨あり。



私も最初はネット購入を考えていました。 


でも、偶然立ち寄った本屋さんで、実際に教材を手に取ってみると、「本当に同じ試験のテキストなの?」と思うほど、印象が違ったことを覚えています。


大きな本屋さんであれば、数種類の出版社から出ているテキストをその場で見比べることができるので、是非手にとって確認してみてください。



  ② フィーリングで選ぶ



 本屋さんには、さまざまなテキストがあります。


✅ カラーで図解が豊富

✅ 白黒で教科書ちっく

✅ 初学者向け

✅ 試験経験者・実務経験者向け



大手出版社の教材であれば、どれを選んでも合格可能です(やり込めばOKという意味で)。

なので、フィーリングで選んでください。



テキスト選びは相性が重要であり、こればかりは自分自身で感じ取るしかありません。


ちなみにわたしは、カラーのゴチャついた感じが苦手だったので、シンプルで教科書っぽいテキストにしました。


一方で、カラーで絵が多いテキストを親しみやすく読みやすい、と思う方もいるので、本当に人それぞれかなと思います。




  ③ 最後までやり抜く決意をする



あとはやり切るのみ。



せっかく時間をかけて、本屋さんへ足を運び、比較検討して選んだテキストです。



あれこれと色んなテキストに手を出すのではなく、「これだ!」と決めたテキストを最後までやり抜く決意をしましょう。


続きのブログにも書きますが、テキストは何回も繰り返し読み込むことが重要です。


必然的に読むべきテキストの数は限られてくることになります。

短期間合格を目指されている方なら尚更です。


意外とこれが難しく、直前期に不安になってアレコレ違うテキストや問題集に手を出してしまう・・という罠に陥りがちなので、 ここでの決意を何度も思い出すようにしてください!

 

2.最低限必要な教材

 

社労士合格のため、私が思う最低限必要な教材は次の3つ。


1️⃣ 基本書(テキスト)


2️⃣ 過去問


3️⃣ 一般常識対策の問題集


今回は、1️⃣ 基本書について詳しく解説します!

 




  STEP1 初学者向けテキスト


社労士試験の経験がない方は、まず 「情報量の少ない」初学者向けテキスト を選ぶのがおすすめ。

 

わたし自身、最初に本屋さんで文字だらけのテキストを見たときに「これは難しそう…心が折れそうだな💦」と思い、そっと閉じました(笑)


 

その結果、選んだのが、

LEC『社労士合格者のトリセツ』です。

















特徴

カラー&図解が多く  とっつきやすい


✅ 最低限の知識のみ  というコンパクトさ


✅ 各科目の最初に45分の講義動画あり

最大のポイントはスラスラ読めるところ。細かい論点は柱書にありますが、本文は 最低限の情報のみ で構成されています。



活用法

試験範囲の全体像をざっくり把握


✅ 1ヶ月で3回読む

 

※ この1冊だけでの合格は難しいので注意してください。(内容がコンパクトすぎるため、完璧にやり込んでも本試験で50%ほどしか得点できないイメージ)

 

完璧に理解できていなくてもOK。まずは試験範囲の全体像を掴むことが大切です!

 




  STEP2 基本書(メインテキスト)


試験範囲の全体像が見えてきたら、次は 本格的な基本書 へと進みます。

わたしは、LEC『出る順社労士必修基本書』を使っていました。




特徴

✅ 合格に必要な知識をしっかりカバー!


✅ 過去34年分の本試験出題実績が記載


✅ 各科目にミニ講義動画(45分〜1時間)あり


「合格のトリセツ」だけでは足りなかった知識が、この1冊で補完できます。


 

過去34年分の本試験出題実績 が載っているので、どこが重要なのか一目で分かるのがポイント。


膨大な量の本試験。短期間合格を目指すのであれば、完璧に覚えるなんて不可能です。

 


独学でも、 過去試験に問われている重要箇所 が分かるというのは、非常に大きなメリットとなります!

 

 


  その他おすすめ


ちなみに、もう少し噛み砕いた解説が欲しい方にはユーキャン『社労士速習レッスン』もおすすめ。

わたしが現在、仕事で使っている基本書(メインテキスト)です。


 


✅ 例を挙げながら分かりやすく解説


✅ 図を使った解説が多く 初学者にも優しい

 

口語体で、とにかく分かりやすいのがポイント。

法律の独特の言い回しが苦手だという方も、こちらのテキストだと、とっつきやすいかと思います。



さらに、近々こちらのテキストを使った 年金講座 が開催されます。


年金攻略① … 令和7年7月19日(土)
年金攻略② … 令和7年7月26日(土)


わたしも合格後の知識確認のために受講したことがありますが、年金に苦手意識のある方にオススメです。詳しくはこちらをご覧ください。






他にも 過去問ゼミ・法改正・横断整理 などの講座も開催されます。

いずれも独学者が苦手意識を持ちがちなテーマを扱っているので、興味のある方はぜひ。


 

3.まとめ

 

📌 本屋さんへ行って、実際に手に取ってみる

📌 「これなら読めそう!」と思うものを選ぶ

📌 選んだら、最後までやり抜く決意を持つ


🔹 まずは「初心者テキスト」でざっくり把握

🔹 その後「メインテキスト」で本格的に学習

 


これが、独学合格への第一歩です!

 

 次回以降は、過去問や法改正対策に関する教材選びをご紹介します!




 


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


ご不明な点や、ご質問などありましたら、ぜひコメント欄にて教えてください。


今後ともよろしくお願いします!