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ついにこの日を迎えました。
宮崎奈穂子さんの日本武道館単独ライブです。

彼女と出会ったのは5年前の池袋駅前の路上、
建築工事中だった、今のEsolaの前でした。
その頃、精神的にやられていた僕は、
たまたま通りかかって耳にした彼女の声に
立ち止まりました。
路上ミュージシャンの演奏に立ち止まったのは
その時が初めてでした。
そして「優しい青」を聴きました。
当時のささくれだっていた僕の心に語りかけて
くれているような気がしました。
大人の男のくせに泣いてしまいました。

それから路上ライブの場所と時間があえば、
彼女の歌を聴きに出かけました。
池袋西口、池袋東口、新宿東南口、渋谷南口、
品川港南口、有楽町ガード下・・・
僕は行けなかったけれど、山手線のほとんどの
駅前の路上で歌っていました。
ライブハウスでのイベントライブにも何度か
行きました。

そのうち彼女の活動範囲は、川崎、名古屋、
大阪、水戸、仙台に広がって行きました。
僕は正直、それほど熱心なファンとは言えない
と思います。
毎日の路上ライブに駆けつけるファン、
遠征にも駆けつけるファン、
箱ライブに皆勤賞のファン・・・
そのような人達には敵うはずもありません。
ファンの方々同士のファンクラブ的な活動にも
加わっていませんし。

2010年の夏、1年間で15000人のサポーターを
募る、武道館サポータークラブが始まりました。
ファンクラブのようなもので会費を払うんです。

本当に15000人も集められるのか?
当初のペースではとても達成できるとは思えま
せんでした。ところが、あと10日で1年めという
日に15000人に。
詳しいことはこちらを見ていただくのが良い
ですね(笑)


路上から武道館へ 宮崎奈穂子の路上ライブから武道館コンサート挑戦プロジェクト


それからも、いやその後ますます、僕は宮崎さん
との接点が極端に減ってしまいましたが、
この日を心待ちにしていました。

そして、そして、ついに。。。当日の朝の僕のツイートです。

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2012年11月02日(金)

おはようございます。今朝も太陽の光が柔らか
くて優しい。見あげたら「優しい青」。
今夜は「路上から武道館へ」、宮崎奈穂子さん
の日本武道館公演です。1年前にチケットを買っ
て、とうとうこの日を迎えました。当日券も出
るそうです。

posted at 07:44:22
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今日は宮崎奈穂子さんの日本武道館単独公演。
僕は新たな出立ちの前夜「Birthday Eve」だと
捉えてる。僕はセンチになってきっと泣いて
しまうだろう。でも奈穂子さんには、泣かずに
ストップせずに歌い上げて欲しいと願ってる。

posted at 08:06:19
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あの日本武道館にどのくらいのお客さんが入る
のだろう、とその心配が多少はありましたが、
本人の努力と人の人柄、それによる個人ファン
と企業サポーターの拡大、所属会社の販促活動、
ファンの人達のサポート活動、それらが結合して
アリーナ席完売に続いて、スタンド席の売れ行き
も急増し、当日券まで発売されました。

(このへんは「大人の施策」もあることで
 しょうが、あえて触れないでおきます。
 黄色か黒色の招待券とか。)

僕の席はプレミアム・チケットでアリーナの
前方にリザーブされた300席のブロック、
幸いにもステージのど真ん中のA6ブロック、
4列め、ど真ん中の席でした。


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ステージは白い幕で隠されています。
どのようなオープニングなんだろうと考えて
いました。
開演時刻の19:00を10分ほどして客電が落ち、
いよいよ!と思ったら、白幕のスクリーンに
オープニング・ビデオが映しだされました。
これまでの彼女の路上ライブの抜粋、スポンサー
獲得活動、インタビューで構成されていました。

ほとんどはごく最近の撮影なのでしょう。
一部、ほんの少し、数年前の夏の熱い頃の
路上ライブの映像があり、もうこの時点で僕の
心は震え始めましたね。

オープニング・ビデオが終わり、いよいよ登場!
と思ったら、ステージではなく、東側のアリーナ
出入り口から路上ライブの機材や販促ブツやCDが
入ったバッグを載せたキャリーを押して登場した
ではないですか!

そして駅の階段をキャリーを引っ張って上がる
ように、ステージ上手側に置かれた階段を上り、
機材のセッティング。ポータブル・アンプを置き、
キーボードをセットし、シールドをつなぎ、
マイクの準備ができたところで、
ステージ上手に置いてあるセットの自動販売機で
ペットボトルの水を購入してひとくち。

そう、路上ライブの再現です。

キーボードを前にしてマイクに向かい、
数秒・・・・言葉が出ない・・・ ガンバレ!

「・・・みやざき なほこ です・・・」
かぼそい声。ちょっと震えてます。

「今日、私の人生最大の夢だった武道館の
 ステージに立つことができました。
 この夢がかなったのは、皆さんのおかげです。
 ありがとうございます。」

うんうん、彼女らしい。 僕は心の中で号泣して
いました。

そして路上ライブスタイルのピアノ弾き語りで
「路上から武道館へ」

消え入るようなか細い震える声で、
丁寧に丁寧に歌い終わり、いつものように深々と
お辞儀をして、会場から拍手が起き・・・

ついに白い幕が落とされて軽快なバンド演奏が
スタート。
ギターの森 リーモ 慎之介氏が拳を振りかざす!
曲は 「就職戦線以上あり ~夢と希望と現実と~」
う~ん、ハードです。ロックしてます。
ロックじゃないけど。

つづいて 3曲めは 「My Way」。
ここまでは 2012年8月7日リリースのアルバム
『My Way ~就職は武道館へ』 からの選曲です。

サポートメンバーにっとても夢の武道館の舞台
に立って、演奏することを楽しんでいたのだと
思います。なにより楽しさが伝わってくるのは、
メンバーがみな、担当楽器を演奏しながら
宮崎さんと一緒に歌っていること。
好きだな。この雰囲気。

2曲続けて歌ったあと、MC。
MCでも言っていたし、ツイッターでも知った
んだけど、この日、初めて宮崎奈穂子を観たと
いう人、さらには友達に誘われて初めて聴いた
という人も大勢いたようです。

4曲めは 2011年12月リリースのシングルの
「ねぇ・・・」、
5曲めは テレビ東京系『開運!なんでも鑑定団』
のエンディングテーマとしてで 3ヶ月タイアップ
していた、 2012年 3月リリースのシングル
「サヨナラパスポート」、
6曲めは 2010年 3月リリースのシングルで、
アルバム『My Way』にも新録されている
「仕事と結婚と私」。

20代から30歳前後の女子にはグッとくるんだ
ろうな、と思いながら唄を聴いていました。

ここから演奏は休憩。
宮崎さんが(おそらく会社も)お世話に
なっている企業の社長さんが5名登場して
「やる気と情熱」、「出会い」、「夢」という
テーマでコメントをするというトークコーナー
が約15分。 良いお話、貴重な機会だったとは
思います。
本音はそのコーナーの分を演奏に充てて
欲しかったですけどね(笑)。
大人の事情で必要だったんでしょう。

トークコーナーが終わって仕切り直し。
7曲め、アルバム『My Way』より
「23:30の駅前」、
続いて同じアルバムから 8曲め
「台詞のないドラマ」

短いMC
「みなさま、楽しんで頂けてますでしょうか?」
もう、これだけで彼女の人柄を感じます。
はい、もう微動だもせずに聴き入ってます。

9曲めは 2010年5月リリースのアルバム
『あなたにいいことありますように・・・』から
「ぴっかぴか」

僕にとっては、やっと聴きこんだ曲がでてきた~
という感じでした。
この時点では、きっとセミファイナル的に
僕を助けてくれたあの頃の曲達に再会できること
に期待を膨らませていました。

10曲めと11曲めは再度アルバム『My Way』
の楽曲に戻り「イメージの詩」、
そしてショート・アニメの『嫌われ者のラス』
の主題歌に採用された 「Stand By You」。

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12曲めは本編最後となった、この日のために
作ったという「Birthday Eve」。
事務所の Birthday Eveに所属するアーティスト
達がワンコーラスずつ登場してサポートすると
いう演出でした。
この曲は客席も交えて合唱しようとWebサイトや
ブログで呼びかけて音源公開していたものです。

サポートしたアーティストは、絢音-Ayane-、
詩愛#、優理子、Fighting Aya、千晶、
大善師文子、ナツメグ マユ (敬称略)の7人。
先輩アーティストで、武道館に2度めの挑戦を
しているKado Jun(門谷純)さんと伊吹唯さんは、
事前に「自分はまだ武道館に挑戦している身で、
ステージに立つわけにはいかない」と辞退されて
いました。
けれども客席の最前列で応援している二人の姿が
ビデオカメラにとらえられていました。

長い長いボーカルパートが終わり、挨拶を
しながら退場したあと、ギター・ソロを
大フィーチャーしてバンドはエンディングを
完奏したのでした。


約3分近くのアンコールの拍手。


戻ってきて歌ったのはバンド版
「路上から武道館へ」
声が震えて、泣き出しそうになっていました。
僕も涙をこらえてました。
心のなかで「ガンバレ。止まるな。歌い通せ!」
と応援していました。
危なくなったけれど負けずに立ち直って、
最後まで歌い通して立派でした。

これはゴールではなくて通過点なんだから。

「明日からまた新しい目標に向かって進んで
 行きます」

会場からは 「ありがとう~」 という歓声が。
すばらしいですよね、お客さんが。
そして、なんと楽しんご氏が花束を持って登場。
いいんだけどね(笑)、これはオマケですね。

そして路上ライブの荷物をまとめて、
キャリーを押してセンターマイクに戻ってきて、

「明日からまた私の原点である路上ライブを
 します」

と言って路上ライブの告知をしちゃいました
(笑)

最後は深々とお辞儀をして、マイクから離れて
路上でいつも最後にやっているように口元に両手を
添えて、「ありがとうございました~」と叫んで、
キャリーを押してステージから階段でアリーナに
降り、東側の出入り口から退場していきました。

素晴らしい、宮崎奈穂子さんの人柄が出ている、
感動的なコンサートでした。

最後に終わったあとの僕のツイートです。

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2012年11月02日(金)

宮崎奈穂子 日本武道館単独公演、終わった。
良い演出だった。じっと、微動だにせずに鑑賞
しました。昔の、僕を助けてくれたあの曲は
なかったけど。

posted at 21:20:34
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宮崎奈穂子さん、あなたのBirthday Eve
見届けました。最後まで止まらずによく頑張り
ましたね!素敵でした。

posted at 21:21:48
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2012年11月03日(土)

個人的に水を差されるような事があったものの、
宮崎奈穂子 日本武道館単独公演は、夢のような
ひとときだった。武道館で手作り感満載の文化祭
のような、これってホント?みたいな…
スタッフみんなで作り上げたんだね。
夢が叶ったのはファンも同じ気持ちなんだよね。
posted at 01:05:45

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26歳、路上から武道館へ CD8万枚売り
夢舞台に立つ http://t.co/8qI3184I


posted at 01:14:03
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最後のは、朝日新聞デジタルの記事ツイートを
RTしたものです(笑)。

セットリストをあらためて振り返ってみると、
昔のシアーレーベル時代に制作した楽曲は入って
いなくて、すべて Birthday Eveに移ってからの
ものでした。

と言うよりも、「ぴっかぴか」を除いて、
他は2012年8月にリリースしたアルバムの
『My Way ~就職は武道館で』からの選曲で、
この日のための最新シングル「Birthday Eve」
だったわけでした。

つまり、このコンサートは今の宮崎奈穂子さんの
アルバム・プロモーションの一環であり、
会社としてのBirthday Eveの企業マーケティング
のひとつの戦術として位置づけられるものである
と理解しました。
このコンサート自体がメジャー媒体で取り上げ
られ、それで作られた話題を利用することで、
会社Birthday Eve自体の次のセールスにつなげて
いこうとしているんだろうと思います。

企業としては一つの戦術として全く問題ないし
むしろイノベイティブかもしれません。
でも「宮崎奈穂子」というシンガー・ソング・
ライターとその人柄に共鳴しているファン心理
とはギャップが生じているように思いますが。

まあ、そんなことはさて置いて、
今後の宮崎奈穂子さんがますます楽しみです。
これからも陰ながら見守っていこうと思います。

$Pink Cloud - 音楽で繋がろう-2012.08.14 Shanti at 月見る




















お盆の真っ只中の 8月14日、南青山の「月見ル君想フ」に
SHANTI & クリヤ・マコト ~青山ピアノナイトスペシャル~
を観に(聴きに)行ってきました。

このライブハウスは、satoshoko さんのライブ以来、2度め。


$Pink Cloud - 音楽で繋がろう-2012.08.14 (2)


お盆だしね、最初は行く予定にしていなかったんですよ。
でもピアノ・デュオというのはレアだし、良いハコだし、
数日前に予約を取りました。
当日に近かったので入れれば儲けもんと思っていたら、
整理番号 23番でラッキーでしたね。
実際に整理番号順に整列したら、多分10番ぐらいでしたね。

地下2階のフロアには丸テーブルが 6つぐらい、それぞれに
5脚の椅子がおかれてました。右手には長方形のテーブル。
後方の一段高くなった場所に丸テーブルが5つ。
僕はその後方のテーブル、ステージの真正面の席に座りました。

ステージには中央にグランドピアノ、左手にエレピも置かれていました。
エレピはSHANTIが 1曲、クリヤさんが 1曲使いました。

クリヤ・マコトさんは SHANTI の今年発表の『LOTUS FLOWER』
にも参加されています。
SHANTI の MC で知ったのですがクリヤ・マコトさんとのデュオは
1年ぶりとのこと。
昨年はノーマークだったなあ。記憶にも無い(苦笑)
今年 6月のブルースアレイジャパンでクリヤさんのライブに
SHANTI がゲストで出演するのは知っていたけど、
僕は海外出張で行けなかったし、どんな内容になるのか全く
予想ができませんでした。

セットは基本的にジャズのスタンダード的な楽曲を、
クリヤさんのピアノ・アレンジで演奏するのですが、
即興性のあるSHANTI のボーカルとのデュオはスリリングでもあり、
一方でシットリと心に染み入ってきて、普段のギター・デュオや
ギター・トリオとは違う面白さを楽しめました。

2曲を組み合わせたり、耳慣れたテンポでなかったり…
想像ですが、どれも 2人で出し合い打ち合わせたアレンジでしょう。

クリヤさんのダイナミックで力強いピアノと SHANTI の共演、
とても良いライブ演奏に接することが出来て良かったです。

SHANTI が関わった楽曲で演奏したのは 2曲。
ボーカリスト&フリューゲルホーン奏者 TOKU さんのアルバム
『LOVE AGAIN』のなかの「You're Special」、YS と呼んでいました。
SHANTI は詞を提供。
もう1曲はアンコールで歌われた「YUYAKE」、こちらも作詞。
今年の『LOTUS FLOWER』の派生作品でTSUTAYAレンタル限定
ミニアルバム『FEELING JAZZY for LOTUS FLOWER』に
ライブバージョンが収録されていますが、
実は何年も前からライブで演奏してきた楽曲で、やっぱりとても
大切にしているんだな~と思います。
この曲を書いたギタリストの木原良介さんも来場されていました。

$Pink Cloud - 音楽で繋がろう-2012.08.14 (3)


そうそう、僕なりに書いておきたいことがもう一つありました。
SHANTI は Sting が好きで、というより尊敬していて、
これまでもカバーしていますが、この日も 2nd set の 1曲めに Fragile
をカバーしました。
実は、Jeff Beck 大先生が 2009年 8月に Sting と共演して、この曲で
ギターを弾いております (^ー^)ノ

完全な余談でした。


セットリスト
1st
1. Estrada Branca (This Happy Madness)
2. Golden Lady
3. Antonio's Song
4. Waltz For Debby
5. Come With Me ~ Just The Two Of Us ~
6. Hit That Jive Jack

2nd
1. Fragile
2. As God Loves You
3. I Say A Little Player For You
4. My Foolish Heart
5. You're Special
6. Aqua De Beber
7. Berimbau ~ Give Me The Night ~
(encore)
8. YUYAKE

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SHANTI のメジャー(コロンビア)からの3rd フルアルバム「Lotus Flower」 の
発売記念ライブツアーの最終日。

昨年の 2nd アルバム「Romance with me」の発売記念ライブも、
同じ日、同じ場所だった。偶然と言っていたけど、この偶然は胸キュンだ。
昨年はあの大震災から2週間弱という日程だった。
ほとんどのライブがキャンセルになっていくなか、おそらく悩んだ挙句、
SHANTI はライブを決行した。そして僕もそれを見届けに行った。

あれから 1年、SHANTI はものすごく大きく逞しくなって、パワーアップして
ここに帰ってきた。
お客さんに楽しんでもらう、元気になってもらう、そのために自分自身が
楽しんで元気に歌い踊る。

開演時間 19:00の予定だったが演奏開始は19:21頃になった。
新譜 Lotus Flower の 1曲目 Memorize でしっとりとスタート。
ブレークを入れずに、木原氏のギターのリフにのって
「みなさん、こんばんは~! Tokyo! 最終日~!
 Lotus Flower Tour 2012, Welcome ! Great Person, Great Music !」
とテンション高めの挨拶から、インディーズ時代の Wake Up To The Sun 。
それから 4曲目までMCいれずにイッキに突っ走った。

今夜のSHANTIは、いつもより心持ち英語が多かったように感じた。
彼女がより自然体でいたのか、テンションが高かったのかもしれない。
そう思うとなんだか嬉しい。

最終日はゲスト 3名が Lotus Flower 1曲のためだけに、
コーラスとしてサポートした。
それぞれがソロボーカリストとして活躍している面々だ。
Ashton は Philippe Wooのライブで BAJで聴いたことがある人だ。
世の中には一般に広く知られているわけではなくても
素晴らしい凄いアーティストがたくさんいるもんだ。

Lotus Flower は、ゲストコーラス 3名を含むメンバー全員のソロ回しがある
特別バージョンだった。ライブの醍醐味だ。

1st セットは 20:08 頃に終わり、約 16~17分程度の小休憩。
20:25 頃、2nd セットがスタートした。
"Who's ready? Who's ready? Who's ready?"
やっぱり今日は SHANTI のテンションが特別高い!
そして始まった 2ndセットの 1曲目は Galaxy 。
昨年の大震災のとき、プロモーションで博多に行っていたSHANTIが、
ホテルに缶詰になって、何をすればいい、何ができる、と自問して
ギターで作った曲だ。
1年前のこの場所で、最後の曲としてq披露された曲だ。
きっと、ずっとずっと歌い続けていく一曲になるのではないだろうか。

続く Standing On The Outside Of Love で、SHANTI が木原氏の
オレンジのストラトタイプのエレキを抱えた。
4年前のKAMOMEでエレキギターを弾いたと話だけ聞いていたけれど、
実際に目にするのは初めてだ。
コーラスをかけたコード弾きがイントロのアクセントになっていい感じだった。

本編の最後は YUYAKE。 2010年の メジャー 1stアルバム Born To Sing
に収録されている曲だが、5~6年前から歌ってきた曲だ。
そしてアンコールは Penny K のピアノで、しっとりしっとり、
Estrada Branca (This Happy Madness)

すばらしい。とても満足なライブだった~、と浸ろうとしていたら、
再度のアンコールに応えてくれた。 最後のアンコールは Spooky !
ノリノリのチューンで大満足のライブを締めくくってくれた。

今夜の SHANTI は、客席に向かって煽るのもいつも以上だったように思う。
客席にも降りてきた。(これは名古屋 Blue Noteでも行われた模様)

SHANTI が呼びかける。クラップしよう、みんな立とう、合唱しよう~ 
客席が笑顔と幸せな空気に包まれた。

楽曲と演奏のクオリティも高く、それに比較してとてもお得な料金。
Blue Note系の箱と違って通しで 17曲も堪能できて、しかもゲスト付き。
帰る前にサイン会に並び、すでに購入済みの Lotus Flower 初回限定版の
SHANTI オススメの場所にしっかりサインを頂いてきた。

素晴らしいライブと、久しぶりに SHANTI に直接あいさつできたこととで、
冷たい雨のなか、僕の心はとても暖かかった。


*** ライブ記録 ***
2012.03.23 SHANTI "Lotus Flower" 発売記念ライブ

渋谷Mt.Rainer Hall Pleasure pleasure

Musicians:
西山 Hank 史翁 (EG, BV)
木原 良介 (AG, EG)
Crif Archer (B)
Jay Stixx (Dr)
Penny K (Kb)

Guest chorus for "Lotus Flower":
Maru Firelily、Ashton Moore、Maya Hatch

1st set:
1. Memorize
2. Wake Up To The Sun
3. Overjoyed
4. Chain Reaction
5. Closing Time
6. Sunshine
7. Lotus Flower ~ NK's break time
8. Love Matters

2nd set:
1. Galaxy
2. Standing On The Outside Of Love
3. Candy
4. Saving All My Love For You
5. Look Back
6. Weary
7. YUYAKE

(Encore #1)
Estrada Branca (This Happy Madness)

(Encore #2)
Spooky



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転記元ブログ: http://pink-cloud.air-nifty.com/blog/2012/03/20120323-shanti.html
カテゴリ: ライブ,音楽,音楽:Shanti
作成日時: 2012-03-24T19:52:15+09:00