「お電話ありがとうございます。
○○○カスタマーセンター担当△△です。」

 いつものように電話を取ると、「さっきFAXを送ったんだけど・・・」と、ちょっと上品そうな落ち着いたマダムの声。
(こういうちょっと異質な人、必ず何かやってくれるんだよね)
お電話を頂いたのはあと数分で電話が通じなくなる時間。
(最後に厄介な人引いちゃったかな・・・)
内容はFAXで送った注文が届いているかを確認して欲しい、との簡単な事だったのですが、どうしても運営の流れ上、終業間際のFAXは翌日にならないと確認ができないので、その旨を、言葉を選びながらそのマダムにお伝えしたのですが、どうも自分の要求がすぐに満たされない事が面白くなかったらしく、そのマダムの声は少しずつ苛立ち始めました。
「FAXはもう送ってるの!!確認するだけなら1分もあればできるでしょ!!!」と、かなり興奮気味。
(やっぱり来た・・・)
そうなると、もう何を言っても、日本語は通じなくなります。
「申し訳ありません、部署が違うもので、すぐには・・・」
「同じ会社でしょ!!すぐに担当者に確認させて、電話させなさい!!」
(始まった!! だったらもっと早い時間に連絡してよ!)
<中略>
数分間の攻防の後、「あなたの名前は?」
職場の規定で私の名字だけお伝えすると、「下の名前を言いなさい!!」と命令口調。更に「フルネームで名乗るのが社会人としての常識でしょ!!」だって。
(非常識な事をほざいてるあんたに言われたかねえよ!)
フルネームでお伝えした後、御本人様確認の為に、ある事項を確認させて頂こうとすると、「何で私がそんな事をあんたに言わなくちゃいけないの?」
(さっき、自分で言ったでしょ!)
他人の名前を語って、ありもしない注文をするふざけた方がごく稀にいらっしゃって、かつてトラブルが起きた事がある、という事(事実です)をお伝えしても、「何で私があんたにそんな事(御本人様確認)されなくちゃいけないのよ!」と、まったく呆れるばかりのご返答。
(こっちにはあなたの情報があるのに、悪用されたら、とか考えないのかな?)
お話の内容、話し方、ご住所から判断すると、おそらくご主人は、どこかのけっして小さくはない会社で役職に就いていらっしゃる方ではないかと思われます。そのような方の奥様は、たいていどちらか両極端だったりします。人を思いやる事ができる方か、逆にすべてが自分の思い通りになる、と思っていらっしゃる方か・・・。どうやら彼女は、後者のようです。そしてそのような方がお気に召さないと何をしでかすのか想像は付きますので、一方的に電話を切られた後に、即刻文書で報告は上げました。こちらがやるべき事をやっている以上、通話記録もあるので、かなり厄介な事になっても、不利になるのはお客様ですし・・・。皆さん、電話する時は気を付けてください。結構多いですよ、通話記録はしっかりととっているコールセンターは。それだけまともではないお客様が世の中には多い、って事でしょうね。

 コールセンターなんて楽でいいね、とお気楽な事を言っているあなた!実は電話越しに、日々このような攻防が行われているのです。私としては、この記事を、是非、彼女のような方にお読み頂きたいとは思うのですが、ああいう類の人種は、絶対に読むはずなんて・・・ないよね。
世の中、本当に素敵なお母さんが多いですね。
(済みません、今日はかなり辛口で・・・)