昨夜から福の様子がおかしかった
何回もトイレに行って長い時間出てこない
しかも、オシッコが殆ど出てない
嫌な予感がした・・・膀胱炎？
猫は尿道関係の疾患が多いと聞いていた
元気は有るし、ご飯もモリモリ食べる
今日は仕事の最終日
忙しい上に、帰りも遅くなる
後ろ髪惹かれる想いで出勤
・・・だけど福が気になって仕方ない
手遅れになると尿毒症だとか命を落とすことも有るという
ダメもとで上司に「2時間だけ中抜けしたい」と申し出ると
父親の事だと思ったのか？すんなり許可が出た
猫の事で・・・なんて口が裂けても言えない
「だって猫でしょ？」とか「たかが猫の事で」ってセリフは
他の場所でも何回も聞いてきた
人間の事だと簡単に許可が出るんだよね、同じ命なのに・・・
隣の市の自宅まで車を飛ばして帰宅して福を乗せていつもの病院へ
福・・・ビックリするくらい良い仔で診察台の上でも大人しかった
保護時、「野良っ気が強いから懐かない」って言われたけど
預かりルイさんのお陰で直ぐに懐いた
エコー検査の結果、膀胱炎
お注射と投薬で様子を見ることに。。。
先生には「早く対応してくれて良かったよ」と言われた
保護時1.7ｋｇだった体重は3.5ｋｇに
立派に大きくなったね。
大人しく診察できたことで、この仔は何処でもやって行けるかも？
と自信がついたし、福を誇らしく思った
「俺、病院で良い仔って褒められたんだぜ」
福、本当に良い仔だったね。
今日ほど、家に居られる人を羨ましいと思ったことはない
仕事をしていると家族である動物が体調が悪くても休めない
その仔を気にしながら、心で謝りながら仕事をし、時間になったら
慌てて車を飛ばし病院へ連れて行く
働く人と家族動物との永遠の課題だと思う
幸と灯は元気です
