2019年12月6日に発売された自動翻訳機のポケトークS。

 

前身のポケトークWにはなかった新しい機能がいくつか実装されています。

 

 

目玉はカメラ翻訳機能ですが、他にもよく見ると新しい機能が色々あります。

 

例えば、単位換算機能。

これは、為替、長さ、重さ、温度などを現地の単位に換算できる機能です。

為替なら、円、ドル、ポンド、元、ペソなど160種類の通貨を双方向に換算できるとのこと。

 

外国でのお買い物の時は、円でない通貨で価格を見てもすぐにはピンと来ないもの。

海外にいる時にポケトークSの画面右上のアイコンをタップすると、現在値で使われている通貨や単位に自動的に切り替えてくれるので、間違える不安もなくて良いですね。

 

口コミではガロンがリットルに変換できて助かったというものを見かけたことがあります。

翻訳機という機能からするとサブ的な位置づけの機能ですが、海外に行った際にはかなり役立ちそうです。

 

 

また、ポケトークSのロック画面には現地時間と前いた国や地域の時間を自動表示する機能が付いています。

要は海外旅行に行った際に、現地時間と日本時間が同時に表示され、わざわざ時差を計算する必要がないということです。

 

これもサブ的な機能ですが、海外に行った際は便利な機能ですね。

 

 

さらに、ポケトークSにはメダル機能というものもあります。

メダル機能は、訪問国や翻訳回数、翻訳した言語数、Wi-Fi接続実績、アップデータ実績などが自動的に記録され、それぞれ達成度に応じて メダルを表示するというものです。

 

ポケトークのような翻訳機は使い倒してこそ意味のあるものなので、こういう機能があるのはいいですね。

語学学習のモチベーション維持にも役立ちそうです。

スマホのゲームなどで似たようなシステムがよくありますが、こういう小さな達成感の積み重ねは、語学学習の継続のためには重要だなと思います。

 

 

ポケトークWの時よりもかなり多機能になったポケトークSですが、Amazonのレビューなどを見てみると、操作が簡単で分かりやすいという評価をよく見かけます。

機能が多くなってくるとどうしても、操作が複雑になって分かりにくくなるというイメージがありますが、ポケトークSに関しては大丈夫のようです。

 

 

従来よりもポケトークを使う楽しさが増す仕様になったと思います。

思い思いの用途でポケトークを使う人が増えるといいですね。