誰しも自分は大丈夫と思いたい。健康と信じたい。
しかし、生検の結果「癌です」とはっきり告知された。
頭が真っ白になり何も説明が頭に入らない。
一生懸命メモを取り、治療の選択肢を考えることになった。
自分のメモを何度も読み返す。
身近な人に癌になった人はおらず、治療の選択肢を与えられてもどうしていいか分からない。
まずはウェブからの情報収集に集中することにした。
治療の決定には、以下のことを考慮する必要があることが分かった。
生存期間、毒性、生活の質、費用
1,生存期間
癌のステージと治療薬を用いた場合の統計的に調査された生存期間が公開されている。
2,毒性
化学療法は、癌の細胞増殖を止めるために毒薬と劇薬を全身投与するため、正常な増殖細胞(皮膚や粘膜など)や薬物代謝する臓器(肝臓や腎臓)への副作用が激しい。爪が剥がれ、全身の毛が抜け、肝機能、腎機能が低下し、胃腸が荒れて吐き気が続く。
3,生活の質
手術の前に化学療法をすれば癌が縮小化して手術で切除する範囲は小さくなるが、副作用による脱毛や吐き気などの皮膚や内臓系の障害により生活の質が低下する。手術を先にすれば、切除範囲が大きくなるため(癌の周囲にある正常組織も切除する)、手術跡が大きくなり、神経や筋肉に及ぶ障害が生じる可能性が高い。
4,費用
化学療法は、使用する薬物によって1回の投与額(薬価)だけで50万円を超えるものもあり、それを1年間投与することになるので、加入している保険の種類や生命保険などをよく調べて考える必要がある。
