こんにちは。

 

みせなおこです。

 

 

 

 

今日は、

 

「後悔しない人生をあゆむ」

 

ことをポリシーにしているわたしが

 

「絶対に、後悔するときはくる」

 

覚悟を決めたときのお話をします。

 

※途中、人によっては衝撃的な写真を2枚掲載しています。

ご注意ください。

 

 

(まとめ髪に挑戦!)

 

 

わたしね、1つだけ決めていることがあるんです。

 

それは、

 

後悔しない人生をあゆむ ということ。

 

 

 

ときどき、

 

「人生やり直せるなら、どの瞬間に戻りたい?」

 

という質問をされたりするじゃないですか。

 

わたしの理想はね、

 

「戻りたい過去なんてないよ」

 

って、すかさず、答えることなんです照れ

 

 

 

 

20代のはじめに、こう決めてから、

 

決断のたびに、

 

「後悔しない?」と自問自答するようになりました。

 

おかげで、いまのところ、理想の回答ができています^^

 

(10代は、生まれた瞬間からやり直したいとか暗黒発言してました・・・爆!)

 

 

 

 

 

でもね・・・そんなわたしですが、

 

「かならず後悔するだろう」

 

とわかっている未来があるんです。

 

 

それは、両親とお別れする時。

 

 

 

余命宣告されたわけでもなく、

元気はつらつとしている両親なのに

 

どうしてこんなことを覚悟しているのかって?

 

 

それは、1年前の7月7日、1本のLINEがきっかけでした。

 

 

「わたし達は屋根上でヘリコプターを待っています。」

 

 

と、父からファミリーグループに投稿があったんです。

 

 

 

 

 

 

2018年7月7日朝9時半頃、

 

わたしの実家のある愛媛県の山間部では

 

肱川という川の氾濫により、

 

家が水没するという被害に見舞われました。

 

西日本豪雨で被災していたのです。

 

 

 

 

(両親が屋根の上から撮影していた写真です。)

 

 

LINEを読んですぐ、電話したところ、

 

父と母と話をすることができました。

 

「2階まであっという間に水が来たから、屋根に逃げている」

 

父も母も無事でしたが、周りは360度泥水に囲まれ、

 

水かさが増えれば、いつ二人が流されてもおかしくない状態です。

 

 

 

 

一瞬、目の前が真っ白になりました。

 

 

 

 

「大丈夫だから。ぜったい、助かるから。しっかり捕まってて!」

 

 

そう電話口で言ったのは、

 

両親だけではなく、自分にも言い聞かせるためだったと思います。

 

 

 

 

電話を切ってから、すぐに地元の市役所に電話しようとしたのですが、

 

指が震えて、なかなかディスプレイが押せないんです!

 

「もう!!!」

 

焦り、恐怖、心配、祈り・・・いろんなものがぐちゃぐちゃで

 

頭も体も心も統制がとれません。

 

 

 

それでも、ようやく市役所に電話をかけることができ、

 

両親の現状(そのご近所も同じ)を説明して救助を要請。

 

すぐに折り返しの電話があり、

 

「自衛隊に緊急出動を依頼しました。ただ、依頼が重なっているので、時間がかかるかもしれません。」

 

と言われました。

 

 

 

父に連絡したところ、

 

「雨は弱くなっている。大丈夫だと思う。」

 

と、力強い声。

 

母も「頑張るねー」といつもの調子。

 

 

 

一番怖いはずの両親に励まされる始末です。

 

 

 

 

 

結局、救助を待っている間に水が引いていき、

 

両親は自力で屋根から降り、避難することができました。

 

 

両親から、

 

「二人とも避難しています。元気です。怪我もなし。」

 

とLINEが入ったとき、

 

ようやく体から力が抜けて、涙が出てきました。

 

 

よかった・・・。

 

 

 

命が助かった。

 

本当に、ありがたいと思いました。

 

 

 

 

この日から、約1年。

 

大変なことはたくさんありましたが、

 

同じくらい、素晴らしいこともありました。

 

(家族の結束が信じられないくらい強くなったし、

 

今年になって、妹もわたしも妊娠がわかり、

 

両親は一気に二人も孫が増えることにホクホクです。笑)

 

 

 

 

わたしね、この出来事があってから数ヶ月

 

不安定になっていたんです。

 

理由は、「後悔しない選択」がわからなくなっていたから。

 

 

 

気持ちは、両親のもとにとんで行って、

 

片付けを手伝ったり、話を聞いたりして労いたい。

 

でも、現実には、夫も1歳の息子もいて、

 

ありがたいことに仕事もあって、身動きが取れない。

 

 

 

悩んで悩んで、いろんな方に迷惑をかけてしまいました。

 

 

 

そのとき、母から言われた言葉で目が覚めたんです。

 

「なおこには、なおこの役割がある。

 

こっちのことより、自分のこと頑張りなさい。」

 

 

 

普段、「聞いてー!」と言って電話してくる母とは

 

思えないほど、しっかりとした言葉でした。
(かわいい人なんです・・・)

 

 

 

この言葉をもらってから、

 

自分の役目(仕事だったり、妻業、ママ業だったり)に

 

集中することができ、

 

実家の支援は、できる範囲ですることができるようになりました。

 

 

 

 

そして、もう一つ、わたしの中で覚悟が決まったのです。

 

いくら努力していたとしても、

絶対に、後悔する瞬間はやってくる

 

ということに。

 

 

 

昨年の7月7日の朝、あのLINEを見るまで、

 

わたしは両親との関係についても、

 

後悔はないと思っていました。

 

(過去、いろいろあったけれど、

すべて昇華して、いい関係を築けているから

思い残すことなどないと思っていた。)

 

 

 

 

でも、あのLINEを見て、

 

両親の死を間近に感じたとき思ったのは・・・

 

「まだ、だめ!」

 

「やり残したことがたくさんある」

 

という後悔だったのです。

 

 

 

 

結局、どんなに努力していても、

 

気をつけていても、

 

大切な人とのお別れ という場面になれば、

 

「〜してあげればよかった」

 

「もっと、〜できたはずなのに」

 

という思いを抱き、後悔にさいなまれることからは

 

逃げようがないんだな・・・とわかりました。

 

 

 

なので、わたしは、これからも

 

後悔しない人生をあゆむ つもりですが、

 

同時に、後悔でいっぱいになり、

 

自分を責めるであろう未来がやってくることも、

 

頭の隅で、理解しています。

 

 

その上で、できる限りのことをしようと

 

決めていますニコニコ

 

 

 

本日は、

 

1年前の衝撃エピソードのお話と、

 

そこから感じた人生観のお話をさせてもらいました。

 

 

 

 

長い話をお読みいただき、ありがとうございました。

 

1年経って、やっと言葉にすることができました^^

 

 

 

西日本豪雨で被災された方、そのご家族のみなさまの

 

1日も早い復興をお祈りしております。


 

 

 

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

みせなおこ

 

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