こんばんは。
自由が丘カフェで
フラワーレッスンを開催しているEmiです。
今日は基本中の基本、
お花との向き合い方、
より良い作品にするためのポイントを
ご紹介したいと思います。
お花には、顔があります。
顔というか表情、向きがある、というと
分かりやすいと思います。
カーネーションのような、
中心部分が見えにくい、詰まっているものだと
表情の違いが分かりにくいのですが、
ローズはとても分かりやすいので、
写真を見て違いを確認してみてください。
ポイントは、
中心部分の表情の違いです。
まず、私がこの子が可愛いと思う位置、
可愛いと思う表情はここです。
これを回転させてみるので、
どこが一番かわいく見えるか
あなたなりの好みを見つけてみてください。
ちょっと丸っこく見える？？
メインよりも下側に使うのには良いけど、
メインに使うにはちょっと違うかな。。
もう少し回転。
んー、
悪くはないけど
ちょっとバランスが微妙・・・？
※オール ノン加工写真。 きれいなラベンダーカラーでしょ☆
はい、最初の位置に戻りました。
やっぱりここがしっくり来る？
外側の花びらを数枚位置を変えれば
キレイな形になりそうですね。
実際にこうやって見てみると、
あー、微妙に違うのだなーって
分かりやすかったと思います。
こうやって、１輪１輪表情を見ながら、
可愛い位置を探してアレンジメントに入れ込んでいきます。
えー、大変って思いますか？
楽しいですよ♪
自分の中での可愛いと思う位置、
しっくりポイントが見つかるので。
そしてこの作業はとても重要なんです。
何も考えずに作ると、
出来上がったときのメインの表情に
違和感があったり、
なんか”しっくり”こない。
先ほどの写真を見て
何となく違いが分かったように、
”あー” と思ったように、
そういう違いが出るんです。
ほんのチョットの差、ではありますが、
その”差”が重要であり、ポイントなんです。
お花との向き合い方とは、
先日も記事に書きましたが、
その素材の良さを引き出す、
そのお花の可愛い、一番魅力的に見えるところを
探してアレンジメントすること。
そしてより良い作品にするためには、
些細な部分にも拘るということ。
楽をしたり、
手間を省くことはいくらでも出来ます。
でも、
それでより良いものって出来るでしょうか？
他の人よりもより良い作品に仕上がるでしょうか？
他と毎回比べる必要はないと思いますが、
お客様や生徒さんはきっと色々なものを見て、
比べていると思います。
だからこそ、自分で自信をもって紹介出来る、
ご提供できるといえば、
細かいことにもこだわり、
自分でも愛着のある作品だと言えるような物に
仕上がっている必要があると思います。
基本とは、ベース、当たり前のこと。
その当たり前のことを続けること。
そしてそこに色々な良いものをプラス、取り入れていく。
そういう積み重ねが大切だと思います。
全ては上手くいっている♪