息子が生まれてから約1年、いちばん大変だったことってなんだろう?と思い返すと、
私の中では何よりまず「離乳食」が浮かびます。
息子は基本的になんでも食べてくれるし、アレルギーもなくて。
なのに「いちばん大変だったのが離乳食」なんて言うと、
もっと大変な思いをしているママさんたちに怒られそうですが
日本とアメリカの離乳食の進め方の違いに戸惑ったり、驚いたり、手に入らない食材や素材が多くて困ったり、手を抜きたい日もこれというベビーフードがなく結局全部作ったり
アメリカで同じように悩んでいるママさんいるんじゃないかなと思うので、
私の経験をいくつかの記事にわけて書いておきます。
(あくまで私個人の経験談です。私は離乳食の専門家ではないので、ご参考までに、です!)
(離乳食をはじめた日)
まずは離乳食の進め方、アレルギー食材の導入の仕方について。
生後5ヶ月頃〜離乳食を開始するという時期の目安は日米で変わらないのですが、
アレルギー食材の導入については少し方針が違いました
日本では離乳食を開始して1〜2ヶ月ほどが過ぎた生後6〜7ヶ月から、アレルギー食材(卵黄、乳製品、小麦製品、アレルギーが出やすい魚など)を与え始めるのが一般的。
ですが、息子がかかっていたアメリカの小児科の先生には「アレルギー食材はまず1度、はやめに(生後4〜6ヶ月のうちに)あげる」と指導されました
はやめに導入したほうがアレルギーのリスクが低下するという研究結果が複数あるみたいです(諸説あります)。
ドクター曰く、具体的には、魚エキス、ピーナッツバター、ヨーグルト、卵黄のスクランブルエッグを、耳かき1杯くらいのごく少量であげる。
肌に触れると体が異物と判断してアレルギー反応をおこしやすくなるため、必ず指で口の中まで運んであげるようにするのがポイントとのことでした。
この指導に従い、我が家では6ヶ月検診以前に、魚・落花生・乳・卵黄をクリアしておきました
魚はタラ(Cod)からスタート
日本式で定番のしらす干しあるいは鯛のお刺身なんて素敵なもの、こっちでは買えません!
タラは比較的アレルギーが出やすい魚らしく日本では8ヶ月くらいまでNGと表記される場合もありますが、アメリカでは離乳食初期(4〜6ヶ月)の魚類にタラを選択するのはごく一般的なようです。
もう、悩んでも手に入らないものは入らないので笑、
日米どちらかでOKとされているものは難しく考えずに与えてみる、という方針でここまでやってきました笑
ちなみに卵白はアメリカでは1歳以降与えるとされているとどこかで読みました(日本では生後7ヶ月頃からOK)
卵白だけはやたら慎重……もうよくわからん…w
うちでは日本式に従い、息子が8ヶ月の時に卵白を与え始めました。
そしていちばん驚いたのは9ヶ月検診のときにドクターに言われたこと。
「1歳で大人と同じものを食べられるように」
え!はやくない!?
たしかにこっちの子は、1歳くらいでピザとかハンバーガーとかポテトとか、フロスティングたっぷりのケーキとか普通に食べているイメージあるけど…
これだけはちょっと受け入れられず
結局息子が1歳1ヶ月になった今もいわゆる日本式の「離乳完了期(パクパク期)」のメニューを与え続けています。
まとめると、
離乳食開始目安 日米:5ヶ月頃〜
卵黄・乳・小麦製品を与え始める時期
日:7ヶ月頃〜 米:5ヶ月頃〜
落花生を与え始める時期 日:1歳〜 米:5ヶ月頃〜
卵白を与え始める時期 日:7ヶ月頃〜 米:1歳〜
離乳食初期から与える魚の種類
日:しらす干し・鯛の刺身 米:タラ(Cod)
離乳食完了目安 日:1歳半〜2歳 米:1歳
(太字は我が家で採用した方)
こんな感じで、アメリカ式と日本式を行ったり来たりしながらやってきました。
とにかく、ここまでアレルギーがなくて一安心
最後に余談ですが、イギリス発で、アメリカ・日本でも話題になっているBLW(Baby Led Weaning)に関しては、私のドクターは慎重派でした
BLWは、離乳食初期から積極的に赤ちゃんに手づかみ食べをさせることで、食への興味・関心を育て、手指の発達を促すことなどがメリットとされていますが、
・窒息のリスク
・食事が、手づかみできるフルーツ・野菜に偏ることで鉄分不足になるリスク
なども指摘されており、現時点ではエビデンスが不十分とのこと
「どうしてもやりたいならやってもいいけど」と言われました…笑
窒息も鉄分不足も怖いから私はやらない
続きは次の記事で
Elise
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