自然療法サロンMa・belle(大阪・箕面)
わたしは年に2回くらい、日常から少し離れて
自分の人生を見つめ直す時間をつくっています
今回も玉川温泉へ
身体を休めることももちろんだけれど、
私にとっては
「いったん日常から離れて、自分の現在地を確認する旅」でもあります
ところが今回は……
修行込みでした(笑)
最初は、ごく普通に身体の話をしていたんです
「温めるって大事だよね」
「発酵食って身体にどうなんだろう?」
「体内の酵素をどう使うか、という考え方もあるよね」「頭を冷やさないほうがいい、なんて昔から言うよね」そんな、かなりフィジカルな話
ところが、ほんのひと言わたしが、
その方が抱えている病について、
わたしなりに考えていることをポロッと口にしたところから、話が思いもよらない方向へ進みました
「実は……」
そこから出てきたのは、病気そのものだけではなく、
人間関係のこと
妬みや嫉みのような感情を向けられることへの怖さ
自分ではどうしたらいいのかわからない、
というかなり深刻な話でした
ここから先は、私がどうこうする話ではありません
必要な部分は、きちんと専門家にお任せする
そのうえで、
「自分を守るために、こういう方法もあるよ」と、
私が知っているいくつかの方法をお伝えしました
でも、そこで必ず添えたのは、
「私に良かったからといって、あなたにも良いとは限らないよ」ということ
私ができるのは、方法を伝えるところまで
試してみて、自分に合うものを探す選ぶのも、
やめるのも、その人自身です
そしてもうひとつ
何気ない日常の言葉であっても、受け取る側によっては攻撃になることがある
だから、
危険だと思った人からは逃げてもいい
距離を置いてもいい
自分を守ることは、決して悪いことではない
そんな話までしていました
気がつけば、古神道で学んできたことだったり、
これまで勉強してきた心の扱い方だったり、
自分自身の経験だったり
今まで別々に見えていたものが、
ひとつにつながっていく
「え、私、玉川に何しに来たんだっけ?」
と、ちょっと笑ってしまいました
リセットの旅だったはずなのに(笑)
でも、そのときふと思ったんです
私はこれまで、いろんなことを経験してきました
身体のことを考えたり
食べるものを学んだり
発酵を知ったり
暦を読んだり
数秘を学んだり
心のことを考えたり
古い知恵に触れたり
そして今も、算命学やジョーティッシュなど、
知らない世界を少しずつ覗いています
そのひとつひとつを、最初から
「いつか誰かの役に立つため」に
学んできたわけではありません
むしろ、
「なんで私はこんなことを経験するんだろう」
と思ったこともたくさんあります
でも、自分が歩いてきた道というのは、
思いがけないところで誰かと話すための材料になることがある
今回、それを目の前で体験しました
そして、あらためて思ったことがあります
私は、
人を救うことはできない
その人の人生を代わりに生きることもできない
答えを渡すこともできない
でも、
「こんな考え方もあるよ」
「こんな方法もあるよ」
「一度、自分で探してみたら?」と、
選択肢を渡すことはできる
あとは、その人自身の人生です
それは、今のわたしがMa・belleでやりたいことにも少し似ているのかもしれません
数秘も
暦も
季節の養生も
食べることも
身体を整えることも
これまで私が経験してきたことも
何かひとつを「これが正解」と
押しつけるためではなく
自分の人生を、自分でひもといていくための材料
そんなふうに使ってもらえたらいいなと思っています
今回の玉川は、
身体を休めるだけの旅ではありませんでした
思いがけず、人と話し
自分が学んできたことを差し出し
そして、
「私がここまで歩いてきたことにも、ちゃんと意味があったのかもしれないな」と、少しだけ思えた旅
人生のリセットに来たつもりが、
まさかの修行
でも、こういう予定外の出来事があるから、
人生は面白い
さて
もう少し玉川で、自分の現在地を見つめて帰ります





