二十年来の | シングルママ経営者の起業日記@三期目

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自分の苦い経験をもとに「訪問型病児保育」をメインとした株式会社フレッジというベビーシッターの会社を経営してます。毎日生きるのに必死です。脳みそが耳から出そうな毎日です。フレッジHP⇒http://www.fledge.jp/

友人の緊急入院。


今日とつぜんアポなしで、お見舞いに行った。



友人
「あんだよ、ずいぶん突然じゃん(笑)」


あたし
「冷やかしにきた」


本当は明日の手術が心配で、会いにいったんだけど。つい口から出てしまう憎まれ口。



いつもバリバリ仕事して、一部上場会社で企画やマーケティングの第一線で活躍してる彼女。



お酒を飲めば仕事の話、恋愛の話、太河の話で本気で泣いたり笑ったりできる彼女。



離婚するときも、何もいわずずっと話を聞いてくれた。起業するときも。



わたしのいいとこも、悪いとこもまるごとのわたしを知っているのに、今だに友達でいてくれる彼女。



よーこばかじゃね?(笑)
うるさい(笑)



素の自分を出せる唯一の友達。本当に親友と呼べる友達。



ケンカもした。一緒に泣いた。



全然連絡をとらなかった時もあるし、毎日フラフラ飲みに行くようなときもあって。



独身時代。ある会社に勤めてたときのわたしの誕生日。その日に限って、彼氏も北海道出張。その親友も、地元の友人もみんな忙しいから会えない、と言われ。



仕方なく、会社の同僚や上司と仕事がえりに渋谷の立ち飲み屋で一杯やっていた。(若いころからおじさんみたいな飲み方)



「彼氏、北海道出張とかありえなくないですか?わたしの誕生日に。」

「地元の友達からも、誰からも誕生日おめでとうの一つもメールはいんないとか、わたしどんだけ人徳ないんだろ~」



と、同僚や上司に軽く絡みながらジメジメ飲んでいたわたし。



すると、突然。





お揃いのアロハを着た地元の友人達と親友がバースデーケーキを手にHAPPYBirthdayを歌いながら立ち飲み屋に乱入。



その後、会社の取引先のひとやら、短大の友達が続々と花やプレゼントを持って乱入。



最後にまさかの、北海道出張に行ってるはずの彼氏も入場(笑)



常連だった立ち飲みやのマスターからも、大五郎がプレゼントされ。周りでのんでた、全然知らないお客さんも皆に祝福されて。



意味がわからず、ぽかんとしていたわたしに優しい彼からの「誕生日おめでとう」と、その大親友からのおめでとう。



皆の笑顔がだんだんぼやけてきて。わたし大号泣。



人生最大のサプライズ誕生日。その親友が中心になって、企画してくれたことを後日知る。


※もちろんその後彼女にも壮大な逆サプライズを準備し成功を収めます!






そんな彼女の入院。



心配で検査結果をなんとなく聞き出す。詳しい結果は、まだでないらしい。



あたし
「でもさ~。こんな元気だし。誤診じゃないの!?」

友人
「休職、まさかの1週間の夏休みで復帰みたいなね(笑)」


そんな会話をしばらくしてから。



わたし
「でもさ、今まで働き詰めだったんだし。神様が少し休めっていってるんじゃない?」



友人
「そうそう。っつーか、スッゴい寝れんだよね。朝も、朝ごはんの時間に目が覚めるの(笑)」



わたし
「わかる気がする(笑)」



友人
「でしょ?(笑)」




ここでタイムリミット。そろそろ帰るわ、また週末冷やかしにくるから。なんて言うと。



友人
「下まで送るわ。タバコ吸いたいし。」


わたし
「ちょっとやめなよ!?」


友人
「いーんだよ、まだ今日は。」



わたし
「もう!」



なんて、ふざけながらエレベーターに乗り、面会口で別れた。別れ際ふと彼女の背中を見る。



うん。大丈夫。きっと手術もうまくいくし、病気もたいしたことない。絶対。



また、すぐ仕事に復帰してあーでもない、こーでもない、って仕事の話しを厚くるしいオジサンみたいにグダグダに酔いながらできる。



わたしは、やっぱり幸せものだ。こんな歳になって、こんなふうに大切に思い、思われる友達がいるんだから。



胸騒ぎや嫌な予感なんて全くしなかった。だから、すぐまた「ようこほんとうけるから(笑)」っていう、彼女の笑い声を聞ける。



それまで、週末は彼女の入院してる姿を、冷やかしに行こうと思う。




渡邊陽子