超びんわんアシスタントてらにしあやこです。

 

 

 

真剣な声で電話があった。

母からだ。

 

明日、来てくれない?

もう困っちゃって。

 

 

 

どーしたどーした。

 

 

 

約束の時間より早く着くと

これがわからなくて、と差し出されたそれは

 

 

 

◯Phoneサマではないか。

 

 

 

母は82才。

82才で◯Phoneだと?

生意気な。

 

ちなみにわたしのは◯Phoneではない。

初めてのスマートフォンは◯Phoneだったけど

なんか、合わなかったんだもん。

 

ちょっと、違うのよね。

感覚的なところが、違うのよね。

 

とっくに忘れてるっつうの。

もう四苦八苦ですよ。

 

 

 

聞けば、すでに甥に教えてもらったらしい。

が、理解できず、わたしを召喚。

わたしもぼちぼちお手上げなので、次はうちの息子が代打にたつ予定。

 

 

 

親のわたしが言うのはアレですが

息子は気の長い人なので、

きっとババアに優しく教えられるし

ババアもいろいろを習得できることでしょう。

多分。

 

 

  

ちょっと前までなら

わたしがなんとかしなきゃ!と意気込んで

特訓よ!!! なんつって

 

母が根をあげようがなんだろうが

ムチをふるうように

知識を押し付けてたろうと思う。

 

 

 

でもいまは

すぐにバトンタッチ。

面倒苦手なことは得意な人にお任せする。

そのほうがわたしも相手も楽だものね。

 

 

 

しかしなぁ、母よ

せめて楽◯フォンにしておけよな。