'リリパットレーン' 'Lilliput Lane'と検索をかけると、

たくさんの可愛らしいミニチュアハウス(コテージ)やオブジェが見られます。

 

その中から今回は1991年から1997年に製作され

'Armada House'とタイトルがつけられた

ジオラマハウス(コテージ)、オブジェをもう少しご紹介します。

 

Armada Houseはノーサンプトン州の田園地帯、

コッツウォルズの東端ウエストン村にあった、1588年に建てられたマナーハウスです。

この年には、ある有名なバトルがありました。

歴史でも学習しましたね!

そうです!イギリスがスペインの無敵艦隊、通称’アルマダ’を破った年!

その年に建てられたことから、ふさわしい名前が付けられました。

 

アルマダのマナーハウスは、建物の残りの部分に使用されている石灰岩とは対照的に、

繊細な煙突、ドリップリンテル(装飾された構造物)、

鉄岩のマリオン(建物の開口部を支える垂直材)

クォーイン(耐力壁間のコーナージャンクションに配置された構造形態)など、

コッツウォルズの一般的な建築で、

主に住宅に使用されているライムストーンとは対照的です。

斜角のスレート屋根で覆われたこの堂々たる印象的なマナーハウスには、

正面の壁に絡まる様に咲くつるバラが、

とても印象的で素晴らしく絶賛する庭園があります。

 

古くから村の人たちに親しまれてきたマナーハウスは、

イギリスの歴史的保存建物のグレードⅡ に登録されているものですが、

2011年3月の始めに、残念ながら火事で消失してしまいました。

製作されたモデルがリリースされてから20年後に、

この様ないたましい事が起きるとは。。。誰も想像できないことでした。

今では在りし日の記憶を懐古する、貴重なモデルとなっています。

 

その様な背景をめぐらして、

いろいろな角度からみどころのたくさんある世界観を、

ぜひゆっくりと眺めて癒されてください!

 

現在ヤフオク!にて出品中です(落札済みの場合は申し訳ございません)。

出品者IDは flawlesschiara

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/flawlesschiara

お越し下さい。

 

コッツウォルズストーンがふんだんに使用されています

 

 

 

 

 

繊細な煙突に

 

 

 

 

 

装飾の数々

 

 

 

 

 

ゆきとどいたロックガーデン植栽は

 

 

 

 

 

あふれんばかりに競演しています

 

 

 

 

 

生活用具もさりげなく

 

 

 

 

 

つるバラの美しさと

 

 

 

 

 

趣あるベンチ

 

 

 

 

 

鉄岩のマリオンからは真正面も眺められます

 

 

 

 

 

幾重にも連なる斜角の屋根は

 

 

 

 

 

まるで山並みの様

 

 

 

 

 

堂々たる勇姿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いまは無きアルマダハウス