'リリパットレーン' 'Lilliput Lane'と検索をかけると、
たくさんの可愛らしいミニチュアハウス(コテージ)やオブジェが見られます。
その中から今回は1984年から1987年の期間にだけ製作をされた
'Acorn Cottage Version3'と、2012年に製作をされた
'Acorn Cottage, Thirty Years On (30th Anniversary Cottage)'と
タイトルがつけられたジオラマハウス(コテージ)、オブジェをもう少しご紹介します。
リリパットレーンが創設されたのは1982年です。
実は。。。
資料によると、この年の9月。
ほんのわずかな1ヶ月期間にだけ'Acorn Cottage Version1'は製作されました。
初期モデル中の初期で、しかも9月の1ヶ月間だけです！
ハーフティンバー様式のコテージハウスの様ですが、小さな小部屋が横にあり、
屋根には小窓が付いているのが特徴です。
白い煙突はハウスの脇にピッタリと付いたタイプで1本。
地面から積み上げた石積みかレンガの煙突の様です（積み上げた後白く塗られた感じ）。
創設当時のモデルをいくつかご紹介していますが、
きっとアルファベットの並びから、最初の創作モデルかもしれません。
かなり歪感があるのが特徴かと思いますが、
またそれが、初期の味わい深さでもあります！
ちなみにVersion2のモデルが1982年10月から年内いっぱいまで製作された様です。
1982年から30年後の2012年に、Anniversary Cottageとして30周年記念モデル
'Acorn Cottage, Thirty Years On'は製作されました。
サイズはもちろんのこと、大幅に変化がありました！
その変化とは。。。
良い意味で向上至高になって、「美しくより繊細にそして緻密さを持ったモデル」
そして「お祝いムード満載の豪華なモデル」と言えると思います。
変化の違いは？というと。。。
やはり。。。
'Acorn Cottage Version1'のモデルよりも、はるかにサイズが大きいです。
そして、前庭のアレンジが、かなりされています！
たくさんの草花が咲き乱れていて色彩がとてもきれいです。
白かった1本の煙突は造り替えられてレンガ積みの煙突に。
小さな小部屋もリフォームされ、その部屋に2本めの煙突が付けられました。
'Acorn Cottage'というタイトル通り、当初からナラかカシの植えられていた樹々は
建物と同じ様に成長し、手入れがされています。
屋根に小窓が付いていた部分にも達していて、その小窓は見えません。
また、新たにたくさんの草花や低木が植えられました。
そしてそれらも成長をしています！
華やかなお祝いモデルとして、嵩上げされた土壌。
そしてその前面と後面に綴られた美しい文字を刻み
「どんぐり」のエンボスが施されています。
それぞれの底面のシールラベルにも、顕著に違いがあります。
そして、ハウスモデルのバックスタンプと呼ばれている部分にも。。。
このコテージハウスのオリジナルは、
ハンプシャーのチャートという村に佇んでいます。
歪感のある'Version1から3'の作風は素朴の一言に尽きますが、
これらのモデルは究極なコレクターの間では高額な値がついているそうです！
顕在も稀で、なおかつ創設者の手の温もりから生まれた作品と30周年をお祝いする作品。
リリパットレーン が30周年という大きな節目を迎えられた大きな喜び！
それぞれの特徴や趣を感じながら
どうぞゆっくりと眺めて癒されてください！
現在ヤフオク！にて出品中です(落札済みの場合は申し訳ございません)。
出品者IDは flawlesschiara
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/flawlesschiara
お越し下さい。
6月1日追記
おかげさまで、 5月31日にご落札を頂きました。 ご覧頂きありがとうございました。 |
1984年から製作されたヴァージョン3モデル
底のシールラベル
煙突脇に植えられたAcornの木
白壁の小部屋がとても可愛いです
1984年からのヴァージョン3を表すバックスタンプ
屋根にも小窓があります
鱗調の壁面は手作り感がいっぱい
30年後の'Acorn Cottage'
お祝いムード満点
樹々が大きく成長しています
リフォームされた小部屋
屋根にあった小窓は樹々の成長で見えません
木目調の嵩上げ土壌にどんぐりのエンボス
そしてお祝い文字を刻んで
樹々の成長とともにリリパットレーンもおおきくなりました
参考までに。。。
一番手前がヴァージョン2のモデル
