悲しかったこと。 | 野に咲く花のように

野に咲く花のように

2008年に切迫流産を経験し、やっと立ち直りそろそろ不妊治療再会かと思っていた矢先、2010年11月に若年性子宮体癌が発覚!見つかったからには治すしかない!家族や友人に支えられながら根治を目指す日々を綴るブログです。

先月、とある復興イベントへ参加した折の事。
打ち上げに参加し、2次会へ向かう途中にそれはありました。

ある一人の男性から思いやりもない言葉を浴びせられました。


「ぶっちゃけ食うのには困ってないんでしょ?
 何で困ってるの?」

「住むところがないなら県外へ出ればいいじゃん。
 その気になればどこだって生きていける。
 故郷とか離れられないとか言って動かないのは
 メンタルが弱すぎるんだよ。」

「そんな場所で子供を育てたらどこかで歪んで育つに決まってる。
 のびのびと育てられるようにお前たちが今を変える義務がある」

「子供出来ないんならもう諦めて、今いる子供たちのために
 頑張ってくれ」

等々。


反論すれば倍以上になって言葉が跳ね返ってくる有様。
半ばあきらめて受け身になって聞いていました。
その時は悔しかったから涙なんて流すものかと思って
涙を怒りに変えて、ずっと我慢していました。
でもある時、話を聞いてくれた人がいて、気持ちの糸が
ぷつり、と切れたようで、しばらく泣いてしまいました。

それから今まで、この言葉に対する怒りは消えたことがありません。
時が経てば気持ちも治まると思っていたけれど、傷ついた気持ちが
癒えることはありませんでした。

自分の病気の経緯も、不妊治療してうまくいってない現状も
伝えた上でこんな事を言われたことがびっくりでした。
本当はこんなことブログに綴るべきではないのでしょうが、
あまりにも自分の気持ちがしんどいので、一度文字にしてみれば
少しは整理がつくかもしれないと思い、書くことにしました。

今回は自然に生理を待ったので、予定より遅れてしまいましたが、
今日やっと生理が始まり、終わったら体癌の細胞診の予約をする
予定です。そして、結果が良ければ、もう一度、採卵からチャレンジ
してみようかと思っています。
ただ、内膜症になっていることを考えれば、妊娠出来る可能性はだいぶ
低いと思います。

不妊治療をするたびに、これで最後、これで最後と思うほど、
街などで子供とすれちがうとき、「なんで私には出来ないんだろう」
と思うようになってきました。今まではそこまで思うことなんて
なかったのに・・・。

近々友人知人が出産ラッシュ。
かわいい赤ちゃんの顔でも見に行ったら元気出るかなぁ。

最近悪い事ばかりが続いているので、ここらへんで運気を変えたいです。
元気出ますように・・・。