東京flavor・スイーツメロディ(東京flavorセカンド)・鬼坂~ONIZAC~ 運営より | flavor オフィシャルブログ

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東京flavor・スイーツメロディ(東京flavorセカンド)・鬼坂~ONIZAC~ 運営より

<前提>
この内容はあくまで当法人の考え方であり、当法人のメンバーに応募される前の判断材料として、セルフプロデュースされている方への参考見解として記載しております。

=== アイドル運営の収支について ===
初めに。
運営(セルフプロデュース)する前に収支から考えます。
継続できそうならGO!となります。

一般的に多く見られる手法として・・・
①対バンライブに出演
<収入>
集客力あればチケットバック+物販収入(主にチェキ)
集客力なくても物販収入である程度見込める(物販時間は1時間前後なので時間内に対応可能な人数は決まっているため客単価x数量の設定が肝要です)
②撮影会やオフ会などイベントを開催
集客力に応じた会場の手配や時間配分が可能なので開催すれば普通は黒字になります。
③配信アプリなどでギフト収益を得る
日常的な配信やイベントなどに参加することで新規ファン+ギフト収益+イベント特典も得られ一石三鳥です。
④その他にも出演料(ギャラ)など、運営手腕次第で様々な収益源を確保し収入を得ることができます。

<費用>
運営側に係る一般的な費用として・・・
①衣装(既製品またはオリジナル)
②グッズ(チェキ関連含む)
③レッスン(講師代+会場代)
④オリジナル曲(作詞+作曲&編曲)
⑤経営者以外のスタッフ人件費(バイト代)
それぞれ質などに応じて同じ物でも費用は上下します。
その他、アー写やロゴ製作など一次的に必要な費用なども多々あります。

集客力や人気などで収益は大きく左右されます。
※人気、知名度、集客力はイコールではありません。

<利益>
残った利益を何に使うのか?で、メンバーの活動内容が変わってきます。
①会社の利益(個人の場合は生活費なども含む)
②宣伝広告費
③その他活動費

<まとめ>
個人事業主として運営するのか?法人登記して運営するのか?で自己資金も変わります。
自己資金が少ない場合は、先に収益を活動で得てから、得た収益で運営することになります。
自己資金が少ないと自転車操業になりやすく、上手くいかないと「解散」ということになり、結果的に自己資金を減らしやすいです。
自己資金に余裕があれば先行投資をしたりすることも可能になります。

<非参考例>
東京flavorの場合は初年度500万円の赤字でした(ビートたけしのTVタックルで当法人が取り上げられてTVで放送された通りです)
毎年のように赤字は増え、2年目には1,000万円の赤字となり、5年後の累計赤字は数千万円になります。
毎年赤字の理由は単純に運営手法の違いによるものであり、本来は黒字化して運営しないと存続が困難になります。
東京flavorは1年間で6ヶ国の世界1周ツアーをしたり、渋谷の大型ビジョンで7箇所同時刻(毎時0分)に1ヶ月間放映したりなど、収入に見合わないことを行っていたから赤字です。
従ってビジネスとしては参考になりませんが、人気や集客力、知名度に関係なく多岐に渡る活動を継続していくことも可能ということです。

=== 運営手法について ===
金銭的な問題がクリアでき、継続可能と見込めたら次のステップとなります。
※当法人を例にして記載しています。

①メンバー募集(体制の1つ)=見込み応募者数で活動方針は変わる
大手など応募者数が多く見込める場合=先にグループのスタイル、曲調、客層などを考慮した上で、それに見合ったメンバーを採用(選択)することが可能です。
事前に各種計画が可能なため②③④⑤全てにおいて効果的となり、客数も多く、知名度もあり、オリコンも上位、スタッフも充実させることが可能です。
応募者数が多く見込めないのに、大手事務所と同じ方法を用いる場合は、採用したメンバーに無理(理想と現実の違い)を強いる可能性もあります。
結果的に採用したメンバーが辞めてしまい、最初からやり直しとなり、無駄にはならずとも、その分の時間と自己資金が失われやすいです。
応募者数が多く見込めない場合で大手事務所と同じスタイルをとる場合は、時間をかけてでもスタイルに合ったメンバーを採用するか?
スカウトするなどしてメンバーを確保します。
注意点としては、5人グループを想定して2名を確保した後、その後に追加3名が確保できないなど、在籍メンバーを待たせ過ぎると在籍メンバーが辞めてしまう恐れもあります。

応募者数が多く見込めない場合=採用するメンバーで何ができるか?を考えつつメンバーを揃えることになります。
応募者(採用者)で、どのような活動が可能なのか?を運営しつつ組み立てていくことが多いです。
活動(レッスン)しながらとなるため、運営能力次第で②③④⑤それぞれ個別毎に良くも悪くもなります。
当法人の目標が「目指せ!大手芸能事務所」という理由の1つが先に述べた理由でもあります。
最初(応募時点)から無理だけど、将来可能性があるメンバーなら育てて(支援して)いくのが当法人です。
実績を持って応募(移籍)することで、最初(応募時点)では諦めていたメンバー自身の自信にもなります。
(例)東京flavor(卒業メンバー)卒業(円満)したメンバー7人中6人が芸能活動を卒業後も継続しました。

②集客(人気の1つ)=当法人の場合は集客数よりメンバー報酬(月額)を重視しています。
集客数を上げるには無銭を好む客層(時代の変化)を狙い、スタイル、曲調などもそれに合わせた方が早く集客数を上げやすいです。
無銭を好む客層なのでチケットバックといった収益手段は難しいですが、物販では競争も生まれてそれなりの収益を上げることも可能です。
一方で収益重視の場合、物販特典会の時間は1時間前後が主流となりますので、時間内で案内可能な客数は限られます。
そのため集客数より来場頻度や客単価を重視する必要があります。集客数は地道に上げていくことになりやすいです。
あえて言うならDDではなく1推しが誰(あなた)のファンが何人いるのか?です。
客層の違いは配信や集客などのイベント勝敗にも大きく関係してきます。
(例)東京flavor、スイーツメロディ(東京flavorセカンド)などの現状
※東京flavorがイベント系に強かった理由の1つが客層の違いによるものです。

③知名度(人気の1つ)=知名度が上がってこそ次のステップに進める。
集客数と知名度は異なります。
集客数があれば大きなステージ(有名なイベント)へと進みやすく、そこで知名度を上げることは可能です。
イベント主催者様も集客数を重視する傾向が強いです。集客数が見込めれば、安定した出演者で、安定した収益を確保でき、安定してイベントを開催可能となります。
しかしこの集客数は「アイドルファン」という一部の客層による数の起因が大きくなります。
メンバーや運営の評判もその層(アイドルファン)に対して好感を得る必要があります。
一方でメディア(TVCM)などに起用されるために必要なのは知名度です。
知名度として必要なのは一般人に対して知名度が必要となります。
メンバーや運営の評判も一般層に対して好感を得る必要があります。
そのためにはTV(CM含む)、ラジオ、雑紙、新聞、Webなどのメディア出演に加えて、街頭ビジョンや一般人が多く来ているイベントへの出演が必要です。
(例)東京flavorの国内・海外含むTV出演、地上波TVCM、冠ラジオ番組、雑紙の表紙(誌面掲載)、国内・海外含む新聞掲載、Yahooニュース、渋谷7箇所への1ヶ月間の街頭ビジョン放映、フードフェスや国際的な祭典などへの出演
イギリス遠征中にイギリスの全国新聞社より東京flavorが取材を受けた時の話です。
取材の冒頭(一番最初のメンバーへのインタビュー)→「Twitterのフォロワー数といいねの数を教えて下さい」でした。
これはメンバーの発信力や影響力を見たものだと考えています。
取材を受けた日は、サッカーワールドカップのイギリス戦があった日です。
掲載はどちらも翌日になることを考えると妥当だと思いました。

④メジャー(体制の1つ)=メジャーだから可能なことがいつでもできる環境にする
NHK紅白歌合戦などに出演するための条件など、メジャーだから可能なことが沢山あります。
メジャーデビューすることで有名になるのではなく、メジャーデビューすることで可能となる環境を作っておく必要があります。
オファーを頂いた時に条件をクリアできるようにしておくことがメジャーデビューなのです。
CDを発売してオリコンの順位を競うのではなく、オリコンで現在の知名度や集客可能数=人気を調べることも可能です。
オリコンの順位を上げることで注目を集めたり、活動実績を作ることも1つの手法です。

⑤スタッフ(体制の1つ)=取引先や協力者(支援者)など人脈の開拓が重要。
メンバーにマネージャーを付ける。スタッフを多くして役割を分担する。ということに注力しやすいですが、一番は人脈の確保だと思います。
スタッフを多く抱えることは間違えではありませんが、その分人件費増となった分が、そのまま負担にならないようにする必要があります。
スタッフを採用するときも、今必要な人材と将来必要な人材は異なることが多いです。どの能力が今負担できる人件費の中で必要なのか?見極める力も必要です。
人脈も他事務所の方々と繋がることも必要ではありますが、一般企業や広告代理店、その他技能や人脈を持った方々との人脈がより重要となります。
これはあくまで所見ですが、戦略なのか?プライドなのか?相手を下に見ているのか?理由は分かりませんが、アイドル運営の方々はあまり自分から名刺交換に行く光景を見かけません。
相手から挨拶されて名刺交換に応じるという光景を多く見かけます。
(例)当法人の場合は他事務所との交流は業界でも非常に少ない方です。更にイベンター様との繋がりも薄いです。
これは取引対象の現時点での考え方の違いであり、業界では大手事務所様や一般企業(主に社長)や協力者からの紹介などの人脈を優先しているに過ぎません。
それをもって今までの東京flavorの出演実績なども形成されております。

人脈による当法人の主催ライブや協力イベントの参考例は下記URLを参照下さい。
・主催イベント
月刊アイドル祭(フジテレビ本社:フジさんのヨコ)
https://t.livepocket.jp/e/20190316

・協力イベント
台北國際動漫節「ICHIBAN JAPAN」
<過去の出演者例(50音順)敬称略>
AKB48 Team8、いぎなり東北産、桜エビ~ず、たこやきレインボー、TaskhaveFun、TEAM SHACHI、9nine、虹のコンキスタドール、ばってん少女隊 など

・SAMURAI GIRLS FESTIVAL
https://t.livepocket.jp/e/20190121

=== メンバー報酬について ===
メンバー報酬については運営者の考え方次第で異なります。
報酬が多い分、活動の幅がある程度の範囲内でほぼ固定される場合もあれば・・・
報酬が少ない分、活動に幅があり宣伝活動なども多くなる場合もあれば・・・
運営の収益や個人の生活費になってしまう場合もあるでしょう(たまにTwitterの噂で散見します)
報酬に関しては契約書などで確認して、後日問題とならないようにしておくことがベストです。
ただ契約書を交わしていても問題になることもありますので注意は必要です。

当法人の場合は、メンバーが求めたら最初から契約書を交わします。
メンバー側に契約書を作ってもらい、当法人が確認したあと契約を交わします。
メンバーが契約書を作れない場合は、当法人がメンバー目線で契約案を作成することも可能です。
基本としてはメジャーデビュー時に、正式な契約書を交わします。
それまでに運営とメンバーの間でお互いに信頼関係を築くことが重要です。
口頭でも契約は契約です。
口頭の契約を守れない人は契約書を交わして守れないと思います。
また、卒業後は契約解除の合意書を発行しており、卒業後の活動に制限はありません。

報酬の支払いも同じで、当法人の場合は原則として日払いです。
配信報酬などはある程度の金額が貯まったら都度一括して払います。
※卒業時は毎月口座に振り込みます。

(交通費について)
当法人の場合は、交通費はメンバー自己負担となります。
理由は雇用契約ではなくマネジメント契約しか無いからです。
①交通費が問題となるような報酬制度ではないので報酬自体に交通費まで含まれるという考え
②交通費を支給する=移動は業務命令となります。移動中の怪我や事故も支給した側にも責が及びます。
※活動終了後に自宅に毎回直帰してくれるなら交通費支給も検討可能ですが現実として難しいです。
③交通費を支給するなら社会保険は?となります。移動中の怪我や事故への事前の備えも必要です。
④運営負担の増加は活動費の圧迫になります。
⑤考え方として交通費を支給するなら雇用するしか無いというのがあります。

(月額報酬)参考値
スイーツメロディ(東京flavorセカンド)の場合は学業や仕事を優先としているため次の通りです。
週末に1日1回のライブ活動が基本です。
他会場連動ライブ系などで1日2回のライブ活動などもすることはあります。
また、お付き合い(人脈を大切に)として他会場に回って1日数回ライブすることもあります。
土曜・日曜の内、どちらか1日は活動休日(お休み)となります。
祝日は状況により異なりますが、全てメンバー次第で活動日は決まります。
事前の休日申請制度があり、事前に申請された日に活動スケジュールは入りません。

1日1回のライブ活動でメンバー1名につき1万円以上の報酬が目安になります。
月に8回のライブ活動とした場合、月額報酬は1人10万円以上が目安です。
東京だけでなく遠征して活動した場合でも差はほとんどありません。
月に20日以上、ライブ活動やその他の活動をすれば、月額30万円前後は普通です。
※交通費やその他費用などを差し引いての報酬目安です。

=== この先は ===
運営やメンバーで目標をもって活動を継続して目標に向かって歩むことになります。
この先は将来となりますので時代の変化に対応しつつ、目標達成に向けて進んでいくしかありません。
そのためには運営の方法も多岐に渡り、運営手腕も大切ですが・・・
メンバーもそれなりの努力が必要です。

=== メンバーに大切なこと ===
運営がいること。スタッフがいること。協力者がいること。そしてファンがいることを忘れないでほしいです。
運営がスムーズに、かつストレスを最小限にメンバーのことを考えるには・・・報告・連絡・相談をすることです。
毎回聞かないと連絡してくれない。聞いても既読スルー。報告(相談)すべきと自ら思いつつもせずに後から問題となる。など
(例)10時〇〇に集合→10時になっても来ない→どうしたの?→10分遅れます(理由なし)など
結果として運営「遅刻する前に連絡して下さい」メンバー「怒られた(ストレス)」となります。
この場合は素直に「寝坊したので10分遅れます(連絡)ごめんなさい(謝罪)」で良いのです。
運営はメンバーに怒っても10分は戻ってきません。集合場所に安全な状態で向かっていて10分遅れることが分かる事が大事なのです。
遅刻する最中でも友達などとLINEで会話しているはずです。その間の僅かな時間のたった一言「連絡する」求めるのはそれだけです。
この連絡を怠るから「連絡するように」という指導をしないといけなくなるのです。
指導する側も指導された側も結果的にそれはストレスや不信感になってしまいやすいことを理解して下さい。

ライブやイベントの案内する→来てくれた(応援してくれた)ファンに御礼(感謝)するのは1セットです。
ライブやイベントの案内だけしてそれを繰り返すのは好ましくありません。
毎回していた中で忘れる時もあるでしょう。疲れてしまいタイミングを逃す場合もあるでしょう。
でもそれは普段があれば問われません。
感謝とは相手に伝わってこそ感謝したことになります。
ライブのMC中に言ったから大丈夫ではなく、ライブは見て無いけど物販には行ったなどいろんなケースがあるのです。
第三者が見て「案内しているな」と分かる状況であれば、第三者が見ても「感謝しているな」と分かる状況を作った方がベストであると思います。

運営(スタッフや協力者)に対しても感謝を持ちましょう。
運営が食事に連れてってくれた。カフェで打ち合わせ時のカフェ代を奢ってもらった。など日常的に行われると忘れがちです。
普段いつも一緒にいるので仕方無いのかもしれませんが・・・これも同じです。
毎回していた中で忘れる時もあるでしょう。言うタイミングを逃す場合もあるでしょう。
でもそれは普段があれば問われません。
たった一言「ありがとうございます」「ご馳走様でした」などで十分なのです。
それでも毎回毎回忘れたなら1年に1度でも挽回として誕生日に「お誕生日おめでとうございます」など、誕生日を祝ってあげるなどの感謝の気持ちは持ってほしいです。
メンバーの日頃の頑張りを労う意味でも遠征時に新幹線のグリーン席や、飛行機ではビジネスクラスを手配したとします。
一言も「ありがとうございました」など無いと運営も人間です。流石にガッカリすると思います。
それが今まで何度も繰り返し指導を行っていた状況であれば尚更です。

メンバーは報告・連絡・相談・感謝・謝罪などの「たった一言」を忘れないようにして欲しいと思います。
深く考えずに普通でいいんです。奢ってもらった!ありがとう!の世界で問題ないのです。
※特に運営(マネージャー)は本件にストレスを感じやすいです。

以上、ご参考になれば幸いです。
当法人ではこれを元にセルフプロデュースも支援しております。
ご興味ありましたらお気軽にご連絡下さい。