母から聞いた。
子供の頃に、地面に線をひいて、
「けんけんぱ」をよくしていたらしい。
学校の帰り道に、
薄い平たい石を見つけると、
嬉しくてポケットに入れて
持って帰って、
親に怒られたとか。
昔は、魔除けのために、
よもぎを屋根の上に投げただとか。
今まで、聞いたことのないような話を
突然された。
うん、母にも子ども時代があって、
生きた分だけの彼女の歴史が、ある
ということ。
私が知っているのは、
あくまで私からみた一部分で、
しかも、子どもの立場から見た
母の姿。
まだまだ知らないことがいっぱい
あるんだろうな。
家族で、このレベルであれば、
周りの人のことについては、
もっと知らないことだらけなのだろう。
相手のことを知ろうとすることから
スタートだな。