作家・石井桃子さんのご紹介

早ければ今月2018年2月末にも、flatto（フラット）に新しい作家さんの器が登場します。
今日は、新しい作家さんである愛媛の女性作家・石井桃子（いしいももこ）さんのご紹介です(＾―＾)

石井桃子さんの器

石井桃子さんは愛媛県の松山市にて、工房と器のお店を営んでいる若手の女性作家さんです。
愛媛の松山といえば、砥部焼（とべやき）の産地として有名な町。
唐草文様などの古典柄の染付の器が印象的な砥部焼のテイストを取り入れ、どこか懐かしさを感じるレトロでかわいい器を作られています。

京都の五条陶器祭りにて、石井桃子さんの器をはじめて拝見して購入した時に「レトロな雰囲気なのに、なんだか新鮮な器」という感覚が、妙に心に残ったのを覚えています。

石井桃子さんの唐草文様の器

石井桃子さんは唐草（からくさ）柄や十草（とくさ）柄、古典的な動物柄など器を多く作陶されていますが、その中でもひと際目を引くのが「花唐草（はなからくさ）」文様。
唐草文様と聞くと、どうしてもガチガチの古典的な古美術のイメージを持ちがちですが、石井桃子さんの花唐草文様は、可愛らしい花と流れるように描かれている線が、女性的で洋食器のようなデザインの雰囲気も併せ持つ器なのですよ(＾―＾)

個人的には、西洋と日本の文化がうまく合わさっていた大正ロマン風なレトロな雰囲気を感じるところがすごく好きです。
すごくかわいらしいテイストの器ですよね。

石井桃子さんの工房＆お店

器の取材の時に石井桃子さんの工房へお伺いさせてもらったのですが、お店の中もレトロですごく良い雰囲気。
ひとつずつ描かれた器がずらりと並んでる様はどれも素敵な作品で、かなり目移りしてしまいます（笑）
作品を見ていても伝わるのですが、石井桃子さんは、とても丁寧で穏やか、素敵な方なんですよ(＾―＾)

※石井桃子さんが運営されているお店は不定休だそうですので、来店の希望の方はお問い合わせをしてから、行ってみてくださいね(＾―＾)

砥部焼の作風がルーツの石井桃子さん

石井桃子さんのプロフィールや経歴的な部分なのですが、19歳の時に砥部焼の代名詞である唐草文様を考案した工藤省治さんに師事。
工藤省治さんの焼き物への想いに惹かれたのが陶芸のはじまりだったそうです(＾―＾)
かなり若い時から陶芸に携わっていらっしゃるので、陶芸歴が長く、技術もかなりのものをお持ちなんですよ。
完成された世界観をお持ちなのも納得ですね。

石井桃子さんの動物柄の器

古典的にアレンジして描かれた動物柄のかわいい器もありました。
写真では少しわかりずらいですが、ゾウやヘビなど、いろいろな動物の柄もあるので、flatto（フラット）でも先々でお取り扱いできれば楽しいなぁと思います。

動物柄だけでなく幾何学模様のデザインの器もあったりと、石井桃子さんのうつわは見ていて飽きないのが不思議。
単色で染め付けられた素朴な雰囲気の器ですので、料理にも映えますので使い勝手も良いです。
今後も楽しみな作家さんですね(＾―＾)

ということで、今日は石井桃子さんのご紹介でした。
ホームページやブログ記事にもご紹介をさせてもらっていますので、気になる方はぜひのぞいてみてくださいね！

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