えっと、カメラのお話。
※注意事項
カメラ好きな方にはごくごく当たり前のことですので、
お願いですから軽くスルーしてくださいね(笑
「カメラかじってるサラリーマン」のボク程度でも、
かじってない方よりは多少、分かっていることはあるんだと思う。
で、よくある質問。
「背景をボカした写真を撮りたいです。
どんなカメラがオススメですか?」
特に、カメラ女子やお子さんの写真を撮りたい方に多い質問ですね。
この質問、答えは簡単なんです。
「そのメーカーで一番高い一眼レフ買って、数十万円クラスの
レンズくっつけて撮影すりゃあいいじゃん」
となる。
でも、そんなに投資したくないし・・・ってトコでこういう質問になるわけ
ですよね。
確かに、背景をボカした写真を撮りやすいカメラは、ある。
ただ「撮りやすい」だけです。
結論を言えば、
何十万円もするバカデカい一眼レフだって、
数千円のコンデジだって、背景をボカした
写真は(程度の違いはあれど)撮れる。
ただ、「撮りやすいか、撮りにくいか?」だけの話なのです。
だってさ、ぶっちゃけ「ボケてる」ってことは、「ピントが合ってない」
ってことなんだよ。
どんなカメラだって、ピントの合ってる写真も撮れりゃあ、ピンボケな
写真だって撮れてしまうでしょう。
背景のボケた写真を撮るには、カメラの性能的な部分もあるけれど、
その他の要素が大きく関係してるんだ、ということを知ることが
大切ですね。
難しい話は抜きにして、書いてしまおう。
<背景をボカした写真を撮るための、大まかな要素>
全く同じ条件で撮影した場合、
①センサーサイズの大きなカメラほど、ボカしやすい
②レンズが明るい(F値が小さい)ほど、ボカしやすい
③レンズの焦点距離が長いほど、ボカしやすい
④被写体と背景の距離が離れているほど、ボカしやすい
ざっと、こんなトコでしょうか。
必ずしも、コレに当てはまらないケースもあると思うので、
あくまで「ボカしやすい」ということに注意してくださいね。
これらを複合的に組み合わせることで、背景をボカした写真は
できあがるのです。
この論理で行くと、例えば
フルサイズセンサーを搭載した一眼レフに300mm/f2.8あたりの
レンズをくっつけて、背景との距離がある被写体を撮影する
というのが、一番ボケるワケです。
ま、そのために100万円以上の投資が必要ですけどね(笑
1つ、背景をボカした写真の例をあげておきましょう。
ワタクシの愛機は「Nikon1 V1」。
この「Nikon1」という機種。
ミラーレス一眼の中では、センサーサイズで言えば他の多くの
ミラーレスに比べて小さく、「背景をボカしにくい」機種であります。
それでは、ダンボー君に登場していただきましょう。
写真A。
続いて写真B。
この2枚の写真、
全く同じカメラ、まったく同じレンズで、
全く同じ場所から、全く同じ位置関係の被写体
を撮影したものです。
下の写真のほうが、明らかに後ろのダンボー君がボケてますね。
違いはただ1つ。
②レンズが明るい(F値が小さい)ほど、ボカしやすい
これを実践しただけです。
Nikon1専用レンズで「18.5mm/f1.8」というかなり明るいレンズを使い、
写真Aの場合、F値を「11」という設定で撮影しました。
で、写真BはF値を「F1.8」という設定で撮影しました。
ね、一般的に「背景をボカしにくい」と言われてるNikon1でも、
これだけ背景をボカした写真が撮れるんです。
「いやいや、もっとボカしたいんじゃ!」というのであれば、
同じカメラ・レンズでも後ろのダンボー君をもっと下げれば
いいんです。
なので、「今持ってるカメラじゃ、背景をボカした写真が
撮れない・・・」と思ってらっしゃる方がいるのでしたら、
買い換えを考えるのではなく、まずはカメラの設定や焦点距離、
被写体の位置関係などを変えることから初めてみてはいかがでしょう?
というお話でした。

