今回ご紹介するのは、サーフボードのフィンで破れてしまったウェットスーツのお尻部分の修理です。
破れて傷んだ生地を取り外し、新しい生地パーツに交換しました。
「お尻が破れたら買い替えなければならないのか」「自分で貼っても大丈夫なのか」とお悩みの方は、修理する前にぜひご覧ください。
こんにちは。
ウェットスーツ修理職人です。
今回ご紹介するのは、サーフボードのフィンで破れてしまった、ウェットスーツのお尻部分の修理です。
お尻の生地が大きく破れ、内側の生地が見えている状態でした。
お客様に状況を伺うと、サーフボードのフィンに引っかけて破れてしまったとのことでした。
ウェットスーツのお尻の破れは、比較的よくいただくご相談のひとつです。
■ ウェットスーツのお尻は傷みやすい場所です
ウェットスーツのお尻は「シート部分」とも呼ばれます。
座ったときの擦れだけでなく、サーフボードのフィンやリーシュなどを引っかけることで、強い力がかかることがあります。
最初は小さな傷でも、そのまま使用を続けると、着脱時やサーフィン中に引っ張られ、破れが広がってしまう場合があります。
今回は、破れて傷んでいたお尻の生地を取り外し、新しい生地パーツに交換する修理を行いました。
■ 破れて傷んだ古い生地を取り外します
最初に、破れている範囲と周囲の生地の状態を確認します。
破れている部分だけでなく、その周辺まで生地が弱っていないかを確認することが大切です。
まだ使用できる周囲の生地を傷めないように、破れの周りを丁寧に剥がし、傷んだ生地を切り離して取り外します。
■ 取り外した生地から新しいパーツを型取ります
新しい交換用のパーツは、取り外した元の生地を基準に型取ります。
元の形をそのまま写し取ることで、お尻部分のカーブや大きさに合わせやすくなり、新しい生地が自然になじみやすくなります。
ウェットスーツは身体の形や動きに合わせて立体的に作られています。
そのため、破れた部分に四角く切った生地を貼るだけでは、きれいに仕上がらないことがあります。
元の生地の形を確認しながら、新しいウェットスーツ生地を正確に切り出します。
■ 新しい生地をはめ込み、圧着します
新しく切り出した生地パーツを、古い生地を取り外した部分に合わせます。
位置や向きを細かく調整し、周囲の生地とずれないようにはめ込んでいきます。
位置が決まったら接着し、しっかりと圧着します。
最後に、新しい生地と元の生地の境目に大きな段差が出ないよう、周囲をなじませながら仕上げます。
■ お尻の破れを生地交換で修理できました
破れていたお尻部分を新しい生地に交換し、見た目もすっきりと仕上がりました。
フィンによって大きく破れてしまった場合でも、ウェットスーツ全体の生地の状態や破れ方によっては、生地交換で修理できる場合があります。
「お尻が破れたから、もう買い替えるしかない」
そう判断する前に、一度修理が可能か確認することをおすすめします。
■ 自分で接着剤を使う前にご相談ください
ウェットスーツが破れたとき、市販の接着剤や補修用シートを使って、自分で直そうとする方もいらっしゃいます。
小さな切れや接着部分の剥がれであれば、ご自身で補修できる場合もあります。
しかし、フィンで生地が大きく裂けている場合や、内側のゴムまで傷んでいる場合は、上から接着剤を塗ったり、生地を貼ったりするだけでは十分に直らないことがあります。
また、ウェットスーツ用ではない家庭用接着剤を使用すると、生地が硬くなったり、接着剤が取り除けなくなったりして、その後の修理が難しくなる場合があります。
「自分で補修できる破れなのか」
「生地交換が必要なのか」
判断が難しい場合は、接着剤を使用する前に、まず写真で状態を見せてください。
■ お尻は自分では確認しにくい場所です
ウェットスーツのお尻は、着用している状態では自分で確認しにくい部分です。
小さな破れだと思っていても、実際には周囲まで生地が傷んでいることがあります。
ウェットスーツを洗うときや干すときに、お尻部分に次のような症状がないか確認してみてください。
・表面生地の擦れ
・小さな切れや裂け
・生地の剥がれ
・内側のゴムが見えている部分
・以前より広がっている破れ
早い段階で発見できれば、傷みが広がる前に修理できる可能性があります。
■ LINEで写真による無料見積もりを受け付けています
ウェットスーツのお尻の破れや、フィンによる生地の損傷でお困りの方は、LINEから写真をお送りください。
写真を確認し、修理が可能か、生地交換が必要かを事前に確認いたします。
写真を送る際は、次の内容が分かるように撮影していただくと、状態を判断しやすくなります。
・ウェットスーツ全体の写真
・破れた部分を少し離れて撮影した写真
・破れた部分を近くから撮影した写真
・メーカーやモデルが分かる写真
「破れたから買い替える」
「とりあえず自分で貼ってみる」
その前に、まずは一度ご相談ください。
破れ方やウェットスーツ全体の状態によっては、今回のように生地交換で直せる場合があります。
写真による状態確認、LINE無料見積もり受付中です。
ウェットスーツ修理専門店
https://wet-repair.com/