ごくたまにずっと昔の知人が夢に現れることがあります。
これはつまり夢によってその人のことを思い出す、ということになりますね。
少し前に見たのは、三十年近く前の学生時代、バイトで働いていた場所(のこと)とか。その時一緒に働いていた人たち…
そこにはバイト先の雰囲気、その人たちがいつもいる(指定)場所、言葉のやりとり…、変わらず展開している。不思議とある人とある人の相性や関係はニュートラルになっていたり、ズレていたり?(全然関係ない他所の人や謎の人物が入っていることもある)
この場合、自分はそこに普通に属し、環境は閉じている、と言っていい。(そこに疑いはない)
しかし、何と言うか、正確ではないものの(起きて振り返ると)
昔の感覚を思い出す。
こういうのは夢を見なければ二度と思い出すことはなかったかもしれない。
特に起きた直後、あの時独特の感覚。あそこでしか存在しなかった空気感。思い出してしまう。数十年経ってから振り返る感じ方を経験する。
(よくバイト先の会社の係長に大衆飲み屋に連れられ奢ってもらった…結構、かわいがってもらっていたと思う。大阪出身の人でよく愚痴を言っていたっけ)
起床後、夢見た内容に醒め醒めした状態になってしまった。神妙と言っては言い過ぎか。夢にしても、その一部が現実を超えた現実に思えるような…超現実的な…(超現実主義運動ってこういうところから起こったのか?)(起きている時には気づけない意識?夢とは言え、今の自分が没入することになるので意識のあるうちに思い出すのとはまた感慨が違う)
あの時のことをすっかり忘れていて申し訳ない気持ちになる。
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夢って起きたとき覚えてる限り書き留めたほうがいいのだろうか…
現実と夢がわからなくなりそうだが…
長く生きていくとそういうのが増えていきそうだが…
結局何もしないと最後は忘れていく
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毎日が無感情、人生が無色透明で変化のない感覚だったら…それも夢の形成の仕方に関係してくるだろうか。
そんなときに見る夢ってどんなだろう。無感覚の上に起こる夢とは。
そんなとき見る夢が大事なことを教えてくれたり…する?
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それにしても、
昔は夢自体見ることはめったになかった。最近は毎日のように夢を見る気がする。
身体のコンディションに何らかの変化があるのかもしれない。
昔(今も?)は夢を体調管理や将来の出来事の推測に使用していた。
夢診断みたいなのを受けていい時期だろうか
(つづく)