「何をやったかで人間の値打ちは決まる。」
by ブライト・ノア『機動戦士ガンダム』
という懐かしいアニメの名言があります。
これは、もしかしたら、
何をやったかで休日の値打ちが決まる。
と、言い換えれはしないか?
まぁ、本当のところはどうか知りませんが、とりあえず(進めると)
この場合、アクションがキー。
たしかに休日に何もしないのはもったいないことです。
そんな心理はわかります。
次はアメリカの有名なプレゼン番組『TED』から。
(ある方のプレゼンを意訳)
↓
46.9%の人が、一週間をどう過ごせばよいか迷っています。ポジティブ・シンキングとは実は難しいことなのです。つまりどう考えていいかわからない。(物事を進めるためにポジティブに考えることは意外と難しい)。むしろ、アクションを扱う方が簡単です。つまりポジティブ・アクションの方が簡単というわけです。
現代人は過剰な情報量に晒されています。これでは脳が外部からの情報を処理しきれない結果を招きます。そうして通常できるはずのパフォーマンスがままならなくなります。その原因であるとっちらかった(過剰な)情報を仕分けし、シンプルに整理するだけで、ポジティブな日々の過ごし方にシフトしていけるはずです。
簡単なことです。頭でっかちにならず、まずは、身のまわりにある気づいたことからはじめていく。ポジティブにアクションするのです。いつもより早く起きてみる。普段やらないところを掃除してみる。新しい鉢植えを買ってくる。いつもと違う道を選んだり。いつもと違うお店へ行ったり、いつもと違うメニューを注文したり。そういう小さなアクションをすることからはじめていくのです。
by カタリナ・ブロム 『TED』
ここでは「ポジティブ・アクション」という聞きなれないワードが出てきました。
小さなアクションが次のアクションにつながっていく。
気持ちがノってくる。
楽しいことを思いつく。
思考が働く。
心身共に健康になる。(こんなイメージかな)
そういえば、曹洞宗開祖、道元禅師も掃除を修行の一部に組み入れていた。
ニーチェも頭(精神)は小さな理性、肉体は大きな理性と言っていた。
体と脳(こころ)は連動しています。
アクションをものごとの助走や踏み切り台と考えて。
ポジティブ・シンキングよりポジティブ・アクション。
アクション・ファースト。
些細なことでも気づいたことから体を動かしてみる。
そうすることがポジティブな日々を過ごす近道になるのかもしれません。
(おわり)