つづきです。(おまけ)
本を読む理由について。
その他諸々の理由も書き出してみます。
・人には知識欲がありますから、自然な動機です。
・頭の中に映像を思い浮かべることができる小説を好む。
・書いている人の本音や発見に触れることができる。
・周囲の空気に配慮されているものとは別次元のものとして価値が見出される。(=だからこそ本にする価値があるとも)
・長年、時間をかけて考えてきたことの集大成です。
・(名著は)歴史上の偉人たちが積み上げてきた発見を礎にして書かれたものなので、これまでの人類の知見の集大成と言えます。
・自分だけでは絶対到達できなかった考えや真実を容易に(?)教えてくれる。
・想像の世界への現実逃避。
・他者の伝記を通して、当時の様子や人間観を知る。
本にはいろいろな目的の本があるし、
どのような価値を認めるかは人・状況でそれぞれ十人十色でしょう。
(上記はよく言われることかと思います。なのでお蔵入りしようと思っていましたが、まぁ、もったいないし、おまけとして投稿してみました。)
(余談)
また、情報によってのみ成立する雑誌もあります。
温泉に行きたい人なら、温泉についての客観的な情報が掲載されている雑誌を求めます。この場合、作家的才能や哲学的慧眼は必要ありません。(ワンポイントアドバイスやナビゲーター的説明(の挿入)はありがたい。)
お湯の成分、アクセス、景観のよさ、宿泊料、食事付きか、食事の質、他の付随サービス、…など細かい情報を味付けせずに提示してもらう方が有益なときもあります。
レポートライターは、行くべき理由を明確にしたり、魅力を伝える文章が求められます。
ということで。
(おわり)