中野二乃
中野三玖
マンガ『五等分の花嫁』を読む。
同級生で、秀才の上杉風太郎と美人五つ子の落第生。
ひょんなことから家庭教師と生徒の関係に。
この6人の複雑な絡み。
☆☆☆☆☆
五つ子; 一花、二乃、三玖、四葉、五月
お金持ちの家庭。病院の院長の娘(血はつながっておらず)。母親は幼い頃死去。前の高校で落第したため転校してきた。
上杉風太郎; いつもテスト100点。勉強一筋。皮肉屋。友だちいない。地味。貧乏。
かわいい妹。ワイルドな父親。母親は死去しておらず。
※
マンガって登場人物同士の掛け合いとリアクションが見たくて見てる(読んでる)のかも…
それにしても一人一人の感情がよく描けているな…機微な心の動きも…
プロットをつくる才能もすごい。(展開がはやい)
この手の内容はピュアさがないとおもしろくない。
風太郎のかっこいいところと五つ子一人ひとりのかわいいところが際立つ。
6人で成長していくのはベタかもしれないけれど、その過程も丁寧かつダイナミックで読み応え◎。
※
10巻途中まで読む。
まだ誰と結婚するのかわからない。
※
全14巻読了。
誰と結婚するのか判明。
中野四葉
中野五月
もちろん、ネタバレするので言いません。
なんとなく予想していた通りでしたが、ショック…
読んでいると選ぶのが残酷なことのように思えてきて。
複雑な心境…でも。
※
いい年した大人は、
ああ、純粋だな…前向きだな…と
自らの駄目さ加減が身に沁みてくるかも。
中野一花
※
それにしても恋愛系は、せつなさがのこる…
こういうのはいつまで感じ取れるのだろう。
ただ独特の設定の中でのせつなさになる…その点、新しい。
※
愛を語るにはエピソードが最適。
※
(一シーン)
(五月)
女優を
目指した
一花
調理師を
目指した
三玖との時間は
無意味だったの
でしょうか
(風太郎)
!
そうは…
思いたく
ないな
(五月)
私たちの関係は
既に家庭教師と
生徒という枠だけでは
語ることができません
そう思っているのは
きっと一花も三玖も…
皆 同じはず
この学校に
来なかったら
まだ名前のついていない関係だけれどとても大切な関係。
こういう関係と想いの存在についてたまに考えてしまいます。
(おわり)