(ひとりごと)

 

 

夏って次の季節に持ち越せないものが多い気がする。

それもその年の夏にしか存在しないものだってありそう…

 

 

夏を振り返ると何か忘れ物をしたような感覚になる。

でも、はじめから何もなかったようでもあり、不思議。

 

どちらにしても、

何か騙されたような心理になるのだろうか。

夏のお化け?

 

 

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夏はアウトドアのイメージだけれど、エアコンの効いた屋内で読書に耽るのも好き。

読後、夏の魔法にかけられたような不思議な気持ちになる。

 

 

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夏の寿命が短い予感がすると、

夏を愛おしく思えてしまう。

 

 

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夏の予定がたたないのはツライ。

 

 

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近年、一番好きだった夏だが、熱中症になってもう無理。

 

 

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夏なんて半分夢(みたいなもの)。

 

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かっこいいお気に入りのTシャツを手に入れれば、この夏を上機嫌に過ごせるのでは。

 

 

 ※

 

生物が繁茂する季節であり、故に夥しい死も発生する。夏は、生と死のコントラストがもっとも強い。

(毎回、道路に虫が死んでいるのを見るとき、ふとそう思う)

 

お盆だとか、お墓参りだとか、とかく死と結びついた行事があるのも頷ける気がする。

 

あとは、終戦のイメージが大きいのだが…。死や霊魂を生の対照として連想してしまう。

 

 

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入道雲があると、あの下には、まだ冒険がのこっているのでは…と妄想してしまう。

少年の抱く夏イメージみたいなものが、まだ大人の心のどこかにものこっているのだろう。

 

 

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季節の中で、夏が一番、時間というものに限りがあることを感じさせる。

 

 

 ※

 

夏の心は無法地帯になりやすいので気を付ける。

 

 

 ※

 

熱中症さえなければ、夏は好きだ。

 

 

 

(おわり)